雪くんは、まだ足りない。


わたしと一緒におままごととかお人形遊びとかしてくれてたからてっきり…!!




「蘭ちゃんごめんねー!雪はここにいるこいつ、男の子なのよー!」




ゆきちゃんのお母さんが遊馬くんの両肩に手を置いて改めて紹介する。


じゃあ遊馬くんはずっと…あの時から。
体育館でたまたまわたしを見た時から…昔遊んでた子だって気づいてたってこと…?


だから名前知ってたんだ…!!


だから遊馬くん自分のこと覚えてない?って聞いてきたんだ…!


改めてゆきちゃんこと遊馬くんを見る。


色白の肌に左目の下の涙ぼくろ
確かにわたしの記憶の中のゆきちゃんの特徴と一緒だけど…。


女の子と思ってたからまさか……
ゆきちゃんが遊馬くんだなんて思わなかったよ…。