雪くんは、まだ足りない。


体に力が入る。


電流が走ったかのような感覚におかしくなりそう…っ


2人きりの部屋。
聞こえるのは次々に落ちてくるキスの音と、2人分の息遣いだけ。




「蘭ちゃん知ってる?」


「んっ……なにを…?」


「キスマークの上手な付け方」




上目遣いでわたしを見る雪くんはなんだか楽しげで…遊ばれてるんじゃないかと思ってしまう。




「こうやって……」




また首筋に顔を埋めた雪くんは同じ場所に何度も…何度も唇を寄せる。


その度に何も考えられなくなる、頭の中が真っ白で雪くんのことだけしか考えられなくなる。




「何回も、同じとこゆっくり吸うの」


「待って…!それ嫌だ…っ」


「じっとして」