3人で購買に行きお昼ご飯を買った後、教室に戻れる訳もなく…。
階段に涼乃ちゃんと伽耶ちゃん、2段上にわたしが座ってお昼ご飯を食べている。
かくかくしかじか、あったことを話す。
キラキラした顔の涼乃ちゃんとため息をつく伽耶ちゃん。
「何それー!!え、てことは七枷先輩は蘭のこと!?」
「それは無いと思うけど……」
「でも宣戦布告ってそういう意味でしょ?」
「絶対そう!うわああっ、楽しくなってきたー!」
手足をバタバタさせて楽しそうな涼乃ちゃんとは裏腹に、2人に話していてこれが遊馬くんにバレたらほんとに大変なことになる気しかしないわたし。


