雪くんは、まだ足りない。


目を見開いては?って顔してる。


説明が分かりずらかったかな…
うーん……




「たくさん荷物持たれていたのでお手伝いしようと!それに1人だとさっきみたいに開けられなかったでしょうし」


「床に荷物置けば開けれる」


「……あ……確かに…」




よく考えればそうか…


それに手伝いに来たつもりなのに結局1番軽い荷物もっただけ。


でもでも、やっぱり無視なんてできなかった。




「少しだけ力になれたらな…と」


「お人好し……ふっ」




七枷先輩が笑った……!!
笑ったところ初めて見た!!




「七枷先輩も笑うんですね」


「あ?」


「ごめんなさい、調子乗りました」