雪くんは、まだ足りない。


賑やかでほんとにいい人ばっかり。


最初来た時はどうなるかと思ったけど、友達(?)も増えて高校生っぽい!!


嬉しくて口角が上がる。


気分も上がって勉強に再び戻ろう……と。




「蘭ちゃん」


「遊馬くん?どうかしたの?」




隣に座っていた遊馬くんに呼ばれそっちを見る。


……ひっ。
目…目が、怒ってる目してる……。


わたしだけじゃなく勇くんも天悠くんも虎太郎くんも。


きっとここから離れたところにいる涼太さんにだって感じ取れてしまうんじゃないかってくらい負のオーラが背中から出てる。




「ちょっとこっち来て」


「え?でも勉強が」


「後で教えてあげるから。……奥、誰も入れんなよ」