雪くんは、まだ足りない。


ポニーテールに結ばれた長い髪の毛は綺麗に巻かれていて、ラメで目元がキラキラしている。


すごく可愛い人……。
あ、リボンの色が緑色だから…2年生だ。




「はい…」


「ちょっとこっち来てくれない?先生に頼まれ事しちゃったんだけど1人じゃ終わりそうになくて」


「え、わたしですか?」




わたしの手を掴み早く早くっと言いながら、駆け足で廊下を進んでいく。


なんでわざわざわたしなんかに…?
まあ、でもなんか困ってるみたいだし…。


早く手伝って日誌終わらせよっと。




「ここなんだけど」




そう言って教室の扉とは違う開き扉を押すと中には4人の女子生徒がいた。