雪くんは、まだ足りない。


そう言われて3歩ほど後ろに下がってしまった。


いやいやいやいや!!
無理に決まってる!

足の間に座って?
無理だって!できない絶対無理!!


それでも遊馬くんは手を広げたまま下ろそうとしない。




「早く」


「む、無理!」


「手ずっと上げてるのも疲れる」


「下ろしたらいいよ!」




不満気な遊馬くんだけどほんとにそれは…!
さっきまで抱き合ってて?なんだって感じだけど!


ほんとにそれは…距離がバグりすぎてる!!




「だめ、この前夜1人で居たことも俺まだ怒ってるから」


「えっ」


「今日のこともめちゃくちゃ怒ってる」


「ご、ごめん…」


「そう思ってるならここ来て」