雪くんは、まだ足りない。


涼乃ちゃんと伽耶ちゃんも知ってるくらいだし…。


わたしは中庭でお母さんの作ってくれたお弁当に蓋をする。




「でもさ生徒会長と同じ高校なんて因縁っぽいよねー」


「生徒会長…?」




首を傾げるわたしに涼乃ちゃんは目を見開く。


やばい…またわたしだけが知らない感じっぽい……




「ほらー!3年の七枷晴臣だよ!遊馬くんに対面式の時、喧嘩売ってた!」


「あの人も暴走族の総長なの」


「…………ええええええっ!?!?」




なにそれ!!!
あのイケメン生徒会長さんがまさかの…!?


対面式の時にわたしの後ろの子もかっこいいって言ってたあの生徒会長さんもなの!?


…この学校って一体……