首に回ってる腕に力が入る
「司?」
「俺何もできなかった」
「俺を守ってくれたんだろ?」
「うん、薫が殴られそうで、俺…喧嘩弱いからさ
悪口ばっか言って気を引いてたら殴られて
気がついたら気絶してるとか…だせぇ、」
「ふっ、それは面白い
けどダサくはねぇよ、身を呈して護ってくれたんだからな」
肩を揺らして笑えば、傷に響くのか痛い痛いと喚く
少しだけ心配して、後ろを見ても顔は見えない
でも、耳が真っ赤
照れ隠し
「やっぱ司は馬鹿で良い奴だよ」
「なぁ、それ馬鹿にしてるのか褒めてんのか、」
「ちょっと待って」
「もう話は終わったよな?」
追いかけてきたのか柊が呼び止めてきた
司がいるからできるだけさっきの話はしたくない
その意味も込めて眉間に皺を寄せ彼を見る
表情は変わらない
1歩1歩と近づかれれば戦闘態勢に入る
ハンデありだけど不意を着くことは出来るはず
「着いてきて」
「あぁ??」
「こいつ俺背負うから」
「ちょっ、いてっ!さわ、痛い痛い!」
グイグイと背負ってた司をうばわれる
意味がわからない
危害を加える気は全くなさそうで大人しく司を背負ってる
「安心して着いてきて」
「いや無理だろ」
「信用ないとは思うけど、さつもきの話は誰にもいわない」
「さっきの話??」
「司には関係ない
でも、着いていくのは無理
司を病院に」
「病院には連れてくし、薫ちゃんも連れていく」
「俺を連れてくって、どこにだよ」
「白夜だよ」
「司?」
「俺何もできなかった」
「俺を守ってくれたんだろ?」
「うん、薫が殴られそうで、俺…喧嘩弱いからさ
悪口ばっか言って気を引いてたら殴られて
気がついたら気絶してるとか…だせぇ、」
「ふっ、それは面白い
けどダサくはねぇよ、身を呈して護ってくれたんだからな」
肩を揺らして笑えば、傷に響くのか痛い痛いと喚く
少しだけ心配して、後ろを見ても顔は見えない
でも、耳が真っ赤
照れ隠し
「やっぱ司は馬鹿で良い奴だよ」
「なぁ、それ馬鹿にしてるのか褒めてんのか、」
「ちょっと待って」
「もう話は終わったよな?」
追いかけてきたのか柊が呼び止めてきた
司がいるからできるだけさっきの話はしたくない
その意味も込めて眉間に皺を寄せ彼を見る
表情は変わらない
1歩1歩と近づかれれば戦闘態勢に入る
ハンデありだけど不意を着くことは出来るはず
「着いてきて」
「あぁ??」
「こいつ俺背負うから」
「ちょっ、いてっ!さわ、痛い痛い!」
グイグイと背負ってた司をうばわれる
意味がわからない
危害を加える気は全くなさそうで大人しく司を背負ってる
「安心して着いてきて」
「いや無理だろ」
「信用ないとは思うけど、さつもきの話は誰にもいわない」
「さっきの話??」
「司には関係ない
でも、着いていくのは無理
司を病院に」
「病院には連れてくし、薫ちゃんも連れていく」
「俺を連れてくって、どこにだよ」
「白夜だよ」
