「んふふ、薫ちゃん僕から逃げんでよ〜」
「うっせぇ、変態」
席に着くなりベタベタと触られれば鳥肌が立つ
腕を絡められたり、首元に頭を押し付けられたり
猫がすり寄ってくるみたいなんて言えば可愛いものだけど
大前提その猫が気持ち悪いから本当に無理
それを見て目を丸くするのはあたしが嫌いな男
この気持ちを同感できるのはムカつくけど
「おい、見てないでどうにかしろ」
「っは!そうだぞ!なずな!!お前も刺されるぞ!!!」
「うっ」
グイッとなずなの手を引いた途端、首が閉まって死にかける
く、苦しい
「薫死んじゃうよ」
「あ、すまん」
パッと首元が楽になる
柊が助け舟を出してくれて死は免れたみたい
「ゲホゲホ」
「薫ちゃん、大丈夫?」
「んん…あいつほんと嫌い…」
背中をさすられる
普段なら触るななんて言うけど、
それを振り払う気力も残ってない
「なずな、あいつは悪魔だぞ
現実見ろ」
「桜介はアホやな
あれは悪魔の皮を被った天使やで?
今のうちに僕のもんにせんと後々後悔するわ」
「ばっかやろう!!
お前天使でも悪魔の皮を被ってたら悪魔なんだよ!
てか、見る目ねぇよ!!目腐ってるんじゃねぇか?!」
「目が腐ってるやって?
桜介のが腐ってると思うんやけど
やっぱ、B専なんとちゃう?」
こいつら…
あたしが黙ってるからって好き勝手言いやがって
なんなんだよほんと
「はぁ、帰っていい?」
呼吸を落ち着かせて立ち上がれば視線はあたしに集まる
「うっせぇ、変態」
席に着くなりベタベタと触られれば鳥肌が立つ
腕を絡められたり、首元に頭を押し付けられたり
猫がすり寄ってくるみたいなんて言えば可愛いものだけど
大前提その猫が気持ち悪いから本当に無理
それを見て目を丸くするのはあたしが嫌いな男
この気持ちを同感できるのはムカつくけど
「おい、見てないでどうにかしろ」
「っは!そうだぞ!なずな!!お前も刺されるぞ!!!」
「うっ」
グイッとなずなの手を引いた途端、首が閉まって死にかける
く、苦しい
「薫死んじゃうよ」
「あ、すまん」
パッと首元が楽になる
柊が助け舟を出してくれて死は免れたみたい
「ゲホゲホ」
「薫ちゃん、大丈夫?」
「んん…あいつほんと嫌い…」
背中をさすられる
普段なら触るななんて言うけど、
それを振り払う気力も残ってない
「なずな、あいつは悪魔だぞ
現実見ろ」
「桜介はアホやな
あれは悪魔の皮を被った天使やで?
今のうちに僕のもんにせんと後々後悔するわ」
「ばっかやろう!!
お前天使でも悪魔の皮を被ってたら悪魔なんだよ!
てか、見る目ねぇよ!!目腐ってるんじゃねぇか?!」
「目が腐ってるやって?
桜介のが腐ってると思うんやけど
やっぱ、B専なんとちゃう?」
こいつら…
あたしが黙ってるからって好き勝手言いやがって
なんなんだよほんと
「はぁ、帰っていい?」
呼吸を落ち着かせて立ち上がれば視線はあたしに集まる
