「なーんてなー」
「…は?」
「ほんまおもろいわ
そんな必死にならんでもじょーだんやん?」
「冗談…」
あたしの上でげらげらと腹を抱えて笑う
一通り笑ったと思ったら、よっこいしょなんてあたしの上から降りて目に浮かぶ涙を払う
笑いすぎて涙が出てきたらしい
…つか、冗談に感じなかったんだけど
ムカつく気持ちで関西弁を見れば笑うのに満足したのか少しだけ大人しくなっていく
「ほんとは男が好き…とかじゃねぇのか」
精一杯の抵抗の言葉
そんな言葉を一瞬だけキョトンとたと思えばまた何かを考えてる顔
今度こそは布団をギチギチに抱きしめる
もう奪われないように、入られないように力いっぱい抱きしめる
「せやからな?
俺女の子が好き言うたやろ〜?
きゃぴきゃぴした僕と同じぐらい可愛い顔の子が好きなんよ
つーことは、男なんか一切興味あらへんわ」
馬鹿だなーなんて元いた椅子に座って、タバコに火をつける
いくら可愛くて綺麗な顔をしていたとしても、自分と同じぐらい可愛い顔の子が好きとか普通言えないと思う
それももしかして冗談なのかもしれない
何が冗談で、本当なのかとかあたしには判断できない
だから、
「せやけど、男のフリした薫ちゃんはちょびっと興味あるけどなぁ〜?」
なんて、にやにやした顔で笑う
その言葉は冗談だったのかもしれない
「まぁ、目覚めたんやし僕一旦部屋出るわな
また後で」
本当か冗談かどっちか分からなくて
無言になる
そんなあたしの頭にポンっと触れて部屋から出ていった
「…は?」
「ほんまおもろいわ
そんな必死にならんでもじょーだんやん?」
「冗談…」
あたしの上でげらげらと腹を抱えて笑う
一通り笑ったと思ったら、よっこいしょなんてあたしの上から降りて目に浮かぶ涙を払う
笑いすぎて涙が出てきたらしい
…つか、冗談に感じなかったんだけど
ムカつく気持ちで関西弁を見れば笑うのに満足したのか少しだけ大人しくなっていく
「ほんとは男が好き…とかじゃねぇのか」
精一杯の抵抗の言葉
そんな言葉を一瞬だけキョトンとたと思えばまた何かを考えてる顔
今度こそは布団をギチギチに抱きしめる
もう奪われないように、入られないように力いっぱい抱きしめる
「せやからな?
俺女の子が好き言うたやろ〜?
きゃぴきゃぴした僕と同じぐらい可愛い顔の子が好きなんよ
つーことは、男なんか一切興味あらへんわ」
馬鹿だなーなんて元いた椅子に座って、タバコに火をつける
いくら可愛くて綺麗な顔をしていたとしても、自分と同じぐらい可愛い顔の子が好きとか普通言えないと思う
それももしかして冗談なのかもしれない
何が冗談で、本当なのかとかあたしには判断できない
だから、
「せやけど、男のフリした薫ちゃんはちょびっと興味あるけどなぁ〜?」
なんて、にやにやした顔で笑う
その言葉は冗談だったのかもしれない
「まぁ、目覚めたんやし僕一旦部屋出るわな
また後で」
本当か冗談かどっちか分からなくて
無言になる
そんなあたしの頭にポンっと触れて部屋から出ていった
