「今日も一日寝てたな」
「んー、授業は暇だからな」
めいいっぱい寝て気分がいい
軽くストレッチをしてから帰る準備
っていっても、カバンなんか持ってきてないから手ぶらみたいなもんだけど
「薫ちゃん、今日は白夜にこない?」
「いかなーい」
あたしが席を立って柊の横を通ればこの前みたいに腕を捕まれ足止めされる
それを適当にあしらえばしつこくは勧誘してこない
変なとこ紳士だよな
「ほんとお前…やべーよ、」
そんなあたしを見て、羨ましさと信じれないという感情が入り乱れてる顔の司
「突っ立ってるとほって帰るから」
「いや!!帰るけど!!」
慌てたように大きなカバンと荷物を持ってあたしの横を歩く
そうして司と帰路に着く
まぁ、9割司の話を聞くだけだけど
「薫って学校に何しにきてんの?」
「睡眠」
「だよなー、勉強道具持ってきてるとこ見た事ねぇもん
テスト困るんじゃね?」
「さぁね」
「しょうがねぇからテスト週間は俺とファミレスで勉強しようぜ」
「司勉強出来んの?」
バカにしたように笑う
正直不良だとは思わないけど、勉強出来るタイプにも見えない
そんなことを言えばいかに自分が勉強出来るか力説してくれる
聞いてないけど
「はぁー、遊びに行きてぇのに早く帰らなきゃとかだるい」
「どんまい」
「あれ?薫?」
「最悪」
学校を出て10分もかからない所にある駅につけば、財布がないことに気づく
「わりー、学校に財布取りに戻るから、今日は先帰って」
「あー、俺も一緒に…って言いてぇけど、
用事あるから、すまん!!」
「また明日」
そう言って手を振れば嬉しそうに返してくれる
感情のわかりやすいやつ
司を見送ってまた学校に向かって歩き出す
1人で歩く道はいつもより長く感じた
「んー、授業は暇だからな」
めいいっぱい寝て気分がいい
軽くストレッチをしてから帰る準備
っていっても、カバンなんか持ってきてないから手ぶらみたいなもんだけど
「薫ちゃん、今日は白夜にこない?」
「いかなーい」
あたしが席を立って柊の横を通ればこの前みたいに腕を捕まれ足止めされる
それを適当にあしらえばしつこくは勧誘してこない
変なとこ紳士だよな
「ほんとお前…やべーよ、」
そんなあたしを見て、羨ましさと信じれないという感情が入り乱れてる顔の司
「突っ立ってるとほって帰るから」
「いや!!帰るけど!!」
慌てたように大きなカバンと荷物を持ってあたしの横を歩く
そうして司と帰路に着く
まぁ、9割司の話を聞くだけだけど
「薫って学校に何しにきてんの?」
「睡眠」
「だよなー、勉強道具持ってきてるとこ見た事ねぇもん
テスト困るんじゃね?」
「さぁね」
「しょうがねぇからテスト週間は俺とファミレスで勉強しようぜ」
「司勉強出来んの?」
バカにしたように笑う
正直不良だとは思わないけど、勉強出来るタイプにも見えない
そんなことを言えばいかに自分が勉強出来るか力説してくれる
聞いてないけど
「はぁー、遊びに行きてぇのに早く帰らなきゃとかだるい」
「どんまい」
「あれ?薫?」
「最悪」
学校を出て10分もかからない所にある駅につけば、財布がないことに気づく
「わりー、学校に財布取りに戻るから、今日は先帰って」
「あー、俺も一緒に…って言いてぇけど、
用事あるから、すまん!!」
「また明日」
そう言って手を振れば嬉しそうに返してくれる
感情のわかりやすいやつ
司を見送ってまた学校に向かって歩き出す
1人で歩く道はいつもより長く感じた
