「じゃあ、司くんも入学式の日に薫ちゃんと仲良くなったの?」
「そーなんだよ
朝から喧嘩してるバカ見つけて声掛けたのが薫だったって訳!」
「へぇー、僕もその現場見たかったなぁ
そしたら、白夜に勧誘しやすかったんだけど」
「は、薫、お前!!白夜に勧誘されてるとかなんで言わねぇんだよ!!
親友だろっ!?!」
背中にかかる重圧
重いし、机の角が腹にくい込んでんだけど
「いってーよ、
いつからお前は親友になったんだよ
出会って1週間だぞ、?」
マジで呆れる
あたしはフルシカト決め込んでるから無視する予定だったのに
親友なんてできるわけねぇよ
「あはは、面白いこと言うね
薫ちゃんまともに友達できたことないでしょ」
「うるせぇよ、あんなとこで生きてりゃ出来るわけねぇだろ?」
「あんなとこ?」
「…司には関係ないって」
つい、あたしの境遇を知る柊に口が滑ってしまう
そして、当たるように司を跳ねのける
体から重さと温もりが離れていくのを感じる
やっとわかったか
あたしがどれほど冷たい人間か
やっと関わらなくて済む
そう思うのにどこかモヤモヤとしてて
なんだよこれ
そう思ったのもつかの間
さっきの重さと比にならないぐらい重いものが乗りかかる
「な、なに!?おも、重すぎて死ぬ!つ、机がくい込んでるって、」
「薫は馬鹿だ
親友じゃねぇなら、なんで毎日お見舞いに来てくれたんだよ」
「はぁ??!」
「親友じゃねぇのに学校終わってすぐにきて、面会時間終了ギリギリまでいたじゃねぇか!!
そんなやつ親友以外有り得ねぇだろ!!」
「司、」
「そーなんだよ
朝から喧嘩してるバカ見つけて声掛けたのが薫だったって訳!」
「へぇー、僕もその現場見たかったなぁ
そしたら、白夜に勧誘しやすかったんだけど」
「は、薫、お前!!白夜に勧誘されてるとかなんで言わねぇんだよ!!
親友だろっ!?!」
背中にかかる重圧
重いし、机の角が腹にくい込んでんだけど
「いってーよ、
いつからお前は親友になったんだよ
出会って1週間だぞ、?」
マジで呆れる
あたしはフルシカト決め込んでるから無視する予定だったのに
親友なんてできるわけねぇよ
「あはは、面白いこと言うね
薫ちゃんまともに友達できたことないでしょ」
「うるせぇよ、あんなとこで生きてりゃ出来るわけねぇだろ?」
「あんなとこ?」
「…司には関係ないって」
つい、あたしの境遇を知る柊に口が滑ってしまう
そして、当たるように司を跳ねのける
体から重さと温もりが離れていくのを感じる
やっとわかったか
あたしがどれほど冷たい人間か
やっと関わらなくて済む
そう思うのにどこかモヤモヤとしてて
なんだよこれ
そう思ったのもつかの間
さっきの重さと比にならないぐらい重いものが乗りかかる
「な、なに!?おも、重すぎて死ぬ!つ、机がくい込んでるって、」
「薫は馬鹿だ
親友じゃねぇなら、なんで毎日お見舞いに来てくれたんだよ」
「はぁ??!」
「親友じゃねぇのに学校終わってすぐにきて、面会時間終了ギリギリまでいたじゃねぇか!!
そんなやつ親友以外有り得ねぇだろ!!」
「司、」
