たんたんと司の話を聞いていればいつの間にか席に戻ってきた柊に割り込まれる
…まぁあたしはふて寝を決めるわけで
「…俺は褒めてたぞ、お前以外」
「うん聞いてたよ?
ならせめて僕も褒めて欲しかったし、
薫ちゃんに至ってはほぼ全員貶してたしね」
「…」
「狸寝入りとかバレバレなんだけど」
くすくすなんて上から降ってくる
大きめのため息を吐いて体を起こせば
あたしの机にピッタリと机をつけてニコニコとあたしを見上げてる
「引っ付けんなよ」
ガッと足で蹴って離せばすぐにまた隣に戻される
「薫ちゃんは静の裸見て興奮するもんね」
「はっ、?」
「だから、僕が横にいても興奮するから困るもんね」
「んなわけねぇ」
「じゃあ問題ないでしょ?」
「お、おい、薫、お前そっちの方が好きな」
「んなわけねぇだろ!!ぶっ飛ばすぞ!!!」
「あはははっ!!薫ちゃん!!顔真っ赤にして説得力無さすぎだよ!」
胸ぐらを掴まれて降参ポーズの司とは打って変わって、柊はゲラゲラと手を叩きながら笑う
…あたし本当にここに何しに来たの、
もう何をしても、柊にとってあたしはおもちゃでしかないことを悟って、大人しく椅子に座り直す
隣に柊が机を寄せてきても
司がビクビクしながらあたしの頭をつついてきてももう反応しない
なにも、反応しない
「薫ちゃんは静さんに似てるね」
「どこがだよ、」
「照れると情緒不安定になるところ?」
「もう勘弁してくれ、」
…まぁあたしはふて寝を決めるわけで
「…俺は褒めてたぞ、お前以外」
「うん聞いてたよ?
ならせめて僕も褒めて欲しかったし、
薫ちゃんに至ってはほぼ全員貶してたしね」
「…」
「狸寝入りとかバレバレなんだけど」
くすくすなんて上から降ってくる
大きめのため息を吐いて体を起こせば
あたしの机にピッタリと机をつけてニコニコとあたしを見上げてる
「引っ付けんなよ」
ガッと足で蹴って離せばすぐにまた隣に戻される
「薫ちゃんは静の裸見て興奮するもんね」
「はっ、?」
「だから、僕が横にいても興奮するから困るもんね」
「んなわけねぇ」
「じゃあ問題ないでしょ?」
「お、おい、薫、お前そっちの方が好きな」
「んなわけねぇだろ!!ぶっ飛ばすぞ!!!」
「あはははっ!!薫ちゃん!!顔真っ赤にして説得力無さすぎだよ!」
胸ぐらを掴まれて降参ポーズの司とは打って変わって、柊はゲラゲラと手を叩きながら笑う
…あたし本当にここに何しに来たの、
もう何をしても、柊にとってあたしはおもちゃでしかないことを悟って、大人しく椅子に座り直す
隣に柊が机を寄せてきても
司がビクビクしながらあたしの頭をつついてきてももう反応しない
なにも、反応しない
「薫ちゃんは静さんに似てるね」
「どこがだよ、」
「照れると情緒不安定になるところ?」
「もう勘弁してくれ、」
