「ただいまーって、まだ誰もいないね」
「知らねぇよ」
「キョロキョロしちゃって、可愛いね」
「てめぇと二人っきりだから言うけど
女扱いしてみろ、ほんとにコンクリで固めて東京湾に沈めてやるからな」
「うわ。さすがヤクザの娘
言うことおっそろしいね」
怖い怖いなんてケラケラ笑ってる
あたしからしたらお前のが怖いよって言いたい
「薫ちゃんは飲み物何がいい?」
「…おれんじ」
「うわ。可愛いもん飲むね」
「うるせぇよ!!コーヒーのむからっ!」
「いやいや、オレンジジュースね
待っててね」
笑いやがって!!
あたしがオレンジジュース飲んでたらダメなのかよっ!
ため息が出る
飲み物を取りに行った柊を確認して、部屋の構造を見ておく
逃げ道は確保しときたいし
ここのたまり場は廃倉庫みたいなところ
入ってすぐに広いところがあって、2階へ上がってすぐのところにこの部屋がある
入口とは別に残り三つの扉
ひとつは柊が飲み物を取りに行った台所
ふたつめは空きっぱなしなところを確認しても、ベッドがあって休憩室みたいなところか?
あとひとつ、、未知の扉
多分あそこが非常階段とかだと思う
ガチャガチャしてる雑誌とかを避けながらドアノブに手を伸ばせば
外から階段を上る音
幹部たちが帰ってきた、?
やばい、早く確認しとかないと
ドアノブを握ってあたしが開けようとした
開けようとしたんだけどドアノブを握る直前に扉が開かれる
「うわっ」
ドスンという音と共に何かを下敷きにする
そう、あたしは押し倒すように何かにぶつかった
「知らねぇよ」
「キョロキョロしちゃって、可愛いね」
「てめぇと二人っきりだから言うけど
女扱いしてみろ、ほんとにコンクリで固めて東京湾に沈めてやるからな」
「うわ。さすがヤクザの娘
言うことおっそろしいね」
怖い怖いなんてケラケラ笑ってる
あたしからしたらお前のが怖いよって言いたい
「薫ちゃんは飲み物何がいい?」
「…おれんじ」
「うわ。可愛いもん飲むね」
「うるせぇよ!!コーヒーのむからっ!」
「いやいや、オレンジジュースね
待っててね」
笑いやがって!!
あたしがオレンジジュース飲んでたらダメなのかよっ!
ため息が出る
飲み物を取りに行った柊を確認して、部屋の構造を見ておく
逃げ道は確保しときたいし
ここのたまり場は廃倉庫みたいなところ
入ってすぐに広いところがあって、2階へ上がってすぐのところにこの部屋がある
入口とは別に残り三つの扉
ひとつは柊が飲み物を取りに行った台所
ふたつめは空きっぱなしなところを確認しても、ベッドがあって休憩室みたいなところか?
あとひとつ、、未知の扉
多分あそこが非常階段とかだと思う
ガチャガチャしてる雑誌とかを避けながらドアノブに手を伸ばせば
外から階段を上る音
幹部たちが帰ってきた、?
やばい、早く確認しとかないと
ドアノブを握ってあたしが開けようとした
開けようとしたんだけどドアノブを握る直前に扉が開かれる
「うわっ」
ドスンという音と共に何かを下敷きにする
そう、あたしは押し倒すように何かにぶつかった
