「決めたで! また今日みたいな日があったら俺が一緒に居たる! せやから……そ、連絡先聞いてもええ?」
「え? れ??」
虎谷からの急な提案に優月は目を見開いて驚く。何を言ってるのか全く分からなかった。
「……なんや、俺と交換すんのアカン?」
「……そ、そんな事、ないです、けど……」
「じゃ、しよか? んーとスマホスマホ……」
(ほ、本当に……?)
あまりにも寂しそうな声で聞くものだから優月もさすがに罪悪感と反射的にそんな事ないと言ったものの、クラスメイトの友人すら居ない優月にとってまさか先輩と連絡を交換する事態になってしまうとは思わず戸惑うばかりだ。
「え? れ??」
虎谷からの急な提案に優月は目を見開いて驚く。何を言ってるのか全く分からなかった。
「……なんや、俺と交換すんのアカン?」
「……そ、そんな事、ないです、けど……」
「じゃ、しよか? んーとスマホスマホ……」
(ほ、本当に……?)
あまりにも寂しそうな声で聞くものだから優月もさすがに罪悪感と反射的にそんな事ないと言ったものの、クラスメイトの友人すら居ない優月にとってまさか先輩と連絡を交換する事態になってしまうとは思わず戸惑うばかりだ。
