でもイマイチ分かんないけど…。
「だれ????」
「はっ!?忘れたんかい(笑)俺だよ!!
龍太だよ???」
龍太…龍太……
龍太????
あっ!!!!!
小さい頃転校して行った龍太だ!!
「龍太!?
なんでいるの??」
「芸能デビューで売れて来たからこっち来たんだよ♪」
なるほど~♪
って………
なんでやねーん!!
確かに龍太かっこ良くてモテてたケド…知らない間に芸能デビューなんて…。
確かに最近は忙しくてTV見れてなかったからなぁ…。
「そんなに売れてんの?龍太」
「まぁね♪今度有希とコラボするらしーよ??」
「まじ????
龍太となら楽しそう☆」
今の言葉はありのままの気持ちをいったまでで特に深い意味は無かった。
「ぢゃあ先に言っとくけど俺有希狙ってるから♪って事で今日はこの辺で♪」
チュッ
チュッ???って???
はぁ??もしかして今…キスされた??
頬にはまだあの時の感触がのこり、
キスされた事を物語る証拠となった。
放心状態に陥った私はただ、ただそこに立ち尽くしていた。
