妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?

 エフェリアお姉様とオルディアお兄様が、私に対して友好的であるということはすぐにわかった。二人はずっと笑顔で、楽しそうにしていたからだ。
 上の兄弟が大丈夫だったからと、私が油断しているということもないだろう。この二人なら信用できると、なんというか肌で感じ取れる。

「えっと、エフェリアお姉様とオルディアお兄様は、何をしに来たのですか?」
「クラリアと仲良くなりに来たんだ。ほら、私達って色々と複雑な関係でしょ。でも、私達はそういうこと気にしていないっていうか」
「僕は末っ子だからね。妹が欲しいと思っていたんだ。兄ぶらせてもらおうかな」
「まあ、私も同じような感じかな。オルディアは別に弟っていう感じじゃないし」
「僕達は双子だからね。どっちが上とか下とか、そういうことはあんまり気にならないんだ」