妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?

「まあ、場も和んだ所だし、そろそろ種明かししないとね。オルディア、後ろ向いてて」
「外に出ておくよ。クラリア、また後でね」
「え?」

 そんなことを考えていると、オルディア様が部屋の外に出て戸を閉めた。
 何故そんなことをするのだろうか。私がそう思っていると、目の前にいるエフェリア様らしき人が服を脱いだ。

「私がエフェリアだよ、クラリア」
「……な、何をっ!」
「いや、証明する方法って、これ以外ないって思ってさ。あ、今からは目印の髪飾りつけておくから、絶対に見分けがつくようになるから安心して」

 エフェリア様は、一糸纏わぬ姿で髪飾りを身に着けた。
 確かに、二人が姉弟である以上、それは紛れもない証拠を見せる方法ではある。
 ただいくらなんでも、大胆過ぎると思ってしまう。私が規範とするべきだと思ったイフェネアお姉様とは、違い過ぎる。