「エフェリアお姉様の婚約について、イフェネアお姉様はどう思っていますか?」
「え? ああ、そうね……それについてはまあ、喜ばしいことだとは思っているわ。問題などがなかったらの話だけれど」
「やっぱり、そういうものなんですね」
「ヴェルード公爵家は、最近盤石という訳でもないから、そういった中で良い話が来たといえると思うわ。ラベーシン伯爵家は歴史もあって、婚約相手としてはかなり良いといえるでしょうね」
私が話を切り出すと、イフェネアお姉様はゆっくりとした口調で答えてくれた。
婚約というものは、基本的には喜ぶことである。それは私も、わかっているつもりだ。
今回の婚約というものは、恐らく悪いものではないだろう。ラベーシン伯爵家との婚約は充分に公爵家の利益になると、お父様も考えているようだ。
「もちろん、寂しさもあるけれど……それはきっと、クラリアだってそうでしょう?」
「それはそうですね……まあ、今すぐにエフェリアお姉様がいなくなるという訳ではないですよね?」
「え? ああ、そうね……それについてはまあ、喜ばしいことだとは思っているわ。問題などがなかったらの話だけれど」
「やっぱり、そういうものなんですね」
「ヴェルード公爵家は、最近盤石という訳でもないから、そういった中で良い話が来たといえると思うわ。ラベーシン伯爵家は歴史もあって、婚約相手としてはかなり良いといえるでしょうね」
私が話を切り出すと、イフェネアお姉様はゆっくりとした口調で答えてくれた。
婚約というものは、基本的には喜ぶことである。それは私も、わかっているつもりだ。
今回の婚約というものは、恐らく悪いものではないだろう。ラベーシン伯爵家との婚約は充分に公爵家の利益になると、お父様も考えているようだ。
「もちろん、寂しさもあるけれど……それはきっと、クラリアだってそうでしょう?」
「それはそうですね……まあ、今すぐにエフェリアお姉様がいなくなるという訳ではないですよね?」



