「ディトナス侯爵令息、あなたにも色々と考えていることがあるらしいが、それはこの場においてどうでも良いことです」
「な、なんだと?」
「重要なのは、僕達の父上が間違いを犯したことなどではありません。あなたは随分とそれに固執しているようですが、この場においてその議論は無駄です」
オルディアの言葉に、アドルグは笑みを浮かべることになった。
それは弟の主張というものが、自身と同じようなものだったからだ。
「前提として、敢えて言っておきましょうか。僕も父上の行動というものに納得している訳ではありません。それは貴族として不適切なものでした」
「そ、それなら……」
「百歩譲って、あなたがそんな父の行い、ヴェルード公爵の行いを非難したとしても、僕達は重く受け止めるだけに留めていたかもしれません」
「……お前達は、そうしていないじゃないか?」
「ええ、それはもちろんです。ディトナス侯爵令息、あなたはクラリアを罵倒したのですから」
「な、なんだと?」
「重要なのは、僕達の父上が間違いを犯したことなどではありません。あなたは随分とそれに固執しているようですが、この場においてその議論は無駄です」
オルディアの言葉に、アドルグは笑みを浮かべることになった。
それは弟の主張というものが、自身と同じようなものだったからだ。
「前提として、敢えて言っておきましょうか。僕も父上の行動というものに納得している訳ではありません。それは貴族として不適切なものでした」
「そ、それなら……」
「百歩譲って、あなたがそんな父の行い、ヴェルード公爵の行いを非難したとしても、僕達は重く受け止めるだけに留めていたかもしれません」
「……お前達は、そうしていないじゃないか?」
「ええ、それはもちろんです。ディトナス侯爵令息、あなたはクラリアを罵倒したのですから」



