妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?

「絞首台に送ってやるか」
「兄上、やるなら人道的にギロチンですよ」
「ウェリダン、鞭打ちくらいが丁度良いと思うわ」

 ドルイトン侯爵家の出来事は、お父様に報告した。
 そのお父様から話を聞いたらしいお兄様方は、以前と同じようなことを口にした。
 予想していたことではあるが、やはりお兄様方の思想というものは過激である。それに対して、私は苦笑いを浮かべることしかできない。

「まあ、お兄様方の気持ちがわからない訳ではないけれどね」
「オルディア? オルディアも結構怒っている感じ?」
「エフェリアはそうじゃないのかい?」
「もちろん、嫌だなって思ったけど、私は流石にお兄様方程ではないっていうか……」
「まあ、エフェリアは優しいからね」