泣ける程に愛してる。


その後、わたしたちは近所のラーメン屋さんに行き、二人とも辛味噌ラーメンを注文した。

わたしたちは、辛いもの好きなのだ。

「ん!ここの辛味噌ラーメン美味しい!」
「だろ〜?」
「ここよく来るの?」
「まぁな。男一人だと、もっぱら外食になるからな。」
「これからは、わたしが作りますからね〜?でも、たまには外食しよ?」
「そうだな。」

そんな会話をしながら、わたしたちは辛味噌ラーメンを完食し、その帰りにコンビニで飲み物を買ってから帰宅した。

「蓮見部長って、毎日お風呂沸かしてるの?それともシャワー派?」

わたしがそう訊くと、蓮見部長は「たまに沸かして入るくらいかな。でも、小森はちゃんと温まった方がいいから、これからは毎日沸かそう。」と言ってくれた。

「え、わたしはシャワーでも全然いいよ?」
「ダーメ。女性は、身体冷やすのはダメだって聞いたことあるから。」
「あら、随分優しいね〜。」
「まぁ、一応、今は夫だから!」

蓮見部長は冗談っぽくそう言って、それからお風呂を沸かしにお風呂場へ向かった。

ってか、よく考えてみたら、わたし今日から蓮見部長にスッピン見せなきゃいけないってこと、、、?

え、やだ、どうしよ、、、

そんなことを考えていると、蓮見部長が戻って来て「風呂沸いたら、先に入っていいからな。」と言った。