学校の校舎に入ると、学校のお偉いさんらしき人が、正装をして俺達を待っていた。
「お待ちしておりました。今日は、ようこそいらっしゃいました」
丁寧に頭を下げるその男性の首にも、金色のカードが。
ふーん…。この人も上級魔導師なのか…。
「僭越ながら、本日は私がご案内させていただきます」
とのこと。
「あ、そう…」
「それでは、どうぞこちらに。お疲れでしょう。まずは座ってお茶でも…」
「いえ…。すぐに見て回ります」
「そうですか」
のんびりと接待される気はない。
ただでさえ気が進まないのだから、さっさと終わらせよう。
「それでは、まずは小等部からご案内しますね」
「…小等部?ここ、小学校からあるのか?」
「はい」
「…」
小学校ってことは…五歳とか六歳とかそこらで、このエリート魔導師学校に入学してるってことか。
イーニシュフェルト魔導学院でさえ、中等部からなのに…。
まずは小等部の校舎に連れて行かれたが、その廊下は全然飾り気がなくて。
廊下の掲示板には、連絡事項を記したお知らせの紙が、押しピンで貼られているだけ。
…もっとこう、小学校の廊下の掲示板ってさ。
児童が描いた絵とか、習字の作品とか、そういうのが飾ってあるものなんじゃないか?
この学校では、そういうことはしておないのだろうか…?
「丁度、今授業中ですね。見てみますか?」
「あ?…あぁ…」
見ても良いのか?…良いなら見るけど。
俺は、こっそりと廊下の窓から教室の中の様子を覗いた。
邪魔してごめんな。
しかし、中で授業をしていた教師も、児童達も、一切気を逸らすことはなかった。
教師も児童も、真剣な顔で授業に臨んでいた。
おぉ…。凄いな。イレースの授業みたいだ。
シルナなんか、すぐ授業中に雑談に走るからな。
しかも、超どうでも良い話。「この間食べたチョコがねー、凄く美味しくてね」みたいな。
知らねーよ、って思ってるに違いない。
「…羽久が私に失礼なことを考えてる気がする…」
「授業中だぞ、シルナ。静かにしろ」
しかし、俺とシルナがうるさくぼそぼそ言っていても。
生徒達は一切集中を乱すことなく、神拳に教師の説明に耳を傾けている。
…本当に凄いな。
まだ小学生だろ?
それに…受けている授業の内容も…。
「この子達って…今、何年生だ?」
見たところ、まだ低学年のようだが…。
「こちらは2年生の教室です」
と、案内役が答えた。
小学校2年生で、これ…。
小学2年生が受けるにしては、かなり難易度の高い授業をしていた。
こんなに難しい内容を…。
「お待ちしておりました。今日は、ようこそいらっしゃいました」
丁寧に頭を下げるその男性の首にも、金色のカードが。
ふーん…。この人も上級魔導師なのか…。
「僭越ながら、本日は私がご案内させていただきます」
とのこと。
「あ、そう…」
「それでは、どうぞこちらに。お疲れでしょう。まずは座ってお茶でも…」
「いえ…。すぐに見て回ります」
「そうですか」
のんびりと接待される気はない。
ただでさえ気が進まないのだから、さっさと終わらせよう。
「それでは、まずは小等部からご案内しますね」
「…小等部?ここ、小学校からあるのか?」
「はい」
「…」
小学校ってことは…五歳とか六歳とかそこらで、このエリート魔導師学校に入学してるってことか。
イーニシュフェルト魔導学院でさえ、中等部からなのに…。
まずは小等部の校舎に連れて行かれたが、その廊下は全然飾り気がなくて。
廊下の掲示板には、連絡事項を記したお知らせの紙が、押しピンで貼られているだけ。
…もっとこう、小学校の廊下の掲示板ってさ。
児童が描いた絵とか、習字の作品とか、そういうのが飾ってあるものなんじゃないか?
この学校では、そういうことはしておないのだろうか…?
「丁度、今授業中ですね。見てみますか?」
「あ?…あぁ…」
見ても良いのか?…良いなら見るけど。
俺は、こっそりと廊下の窓から教室の中の様子を覗いた。
邪魔してごめんな。
しかし、中で授業をしていた教師も、児童達も、一切気を逸らすことはなかった。
教師も児童も、真剣な顔で授業に臨んでいた。
おぉ…。凄いな。イレースの授業みたいだ。
シルナなんか、すぐ授業中に雑談に走るからな。
しかも、超どうでも良い話。「この間食べたチョコがねー、凄く美味しくてね」みたいな。
知らねーよ、って思ってるに違いない。
「…羽久が私に失礼なことを考えてる気がする…」
「授業中だぞ、シルナ。静かにしろ」
しかし、俺とシルナがうるさくぼそぼそ言っていても。
生徒達は一切集中を乱すことなく、神拳に教師の説明に耳を傾けている。
…本当に凄いな。
まだ小学生だろ?
それに…受けている授業の内容も…。
「この子達って…今、何年生だ?」
見たところ、まだ低学年のようだが…。
「こちらは2年生の教室です」
と、案内役が答えた。
小学校2年生で、これ…。
小学2年生が受けるにしては、かなり難易度の高い授業をしていた。
こんなに難しい内容を…。


