その必要はないって…どういう。
「よし、ベリクリーデ。今こそお前の真価を発揮する時だ」
ジュリスは、ベリクリーデに向かってそう言った。
「しんか?」
「いつものアレだ。派手に、どっかんとやれ。地上まで続く穴を開けるんだ」
え、嘘、ちょ。
「出来るよな?ベリクリーデ」
「うん、任せて。行くよー」
ジュリスに頼まれたベリクリーデは、えへん、と胸を張って杖を持った。
ちょっと待って。何だか分からないけど、凄く嫌な予感が。
「お前ら、伏せろ」
俺達に向かって、ジュリスが鋭くそう指示した。
え、伏せ、
「どっかーん!」
ベリクリーデの杖から、巨大な魔力の塊が爆発した。
ジュリスが伏せろ、と言うわけだ。
俺は急いでその場に伏せようとしたが、シルナがぽかーんとして立ち尽くしているのに気づいた。
シルナのヤツ、反射神経がおじいちゃんだから、咄嗟に伏せろと言われても身体が動かないんだ。
まったく情けない。
「シルナ!伏せろ馬鹿!」
「あ痛っ!」
俺はシルナの背中を蹴っ飛ばし、無理矢理伏せさせ。
俺も同じように、その場に這いつくばるようにして伏せた。
…ベリクリーデが巻き起こした、竜巻のような魔力の爆弾が。
『アメノミコト』アジトの天井に、巨大な風穴を開けた。
開いた穴の向こうに見えた青空に、「あぁ、今日は空が綺麗だなぁ」なんて、どうでも良い脳天気なことを考えた。
「みんな、捕まって!」
脱出口を確保したと見るや。
すかさず、マシュリが神竜バハムートの姿に『変化』した。
マシュリタクシー(復路)、再び爆誕である。
俺達はすかさず、そのマシュリの背中に飛び乗ったが。
「いたぁぁぁぁ!羽久が背中蹴ったぁぁぁ」
顔を思いっきり床にぶつけたシルナだけは、まだ悶えていた。
それを見たイレースが、ちっ、と舌打ち。
「いっそ置いて帰りますか、このパンダ」
「そ、それは駄目だよ。みんなで一緒に帰らなきゃ」
「任せて」
マシュリが、床で悶えるシルナをパクッ、と咥え。
「ふぁぁぁぁぁ!またぁぁぁぁ!?」
情けない悲鳴を上げるシルナを、口の中に咥えたまま。
俺達を背中に乗せたマシュリは、ベリクリーデが開けた風穴から、一気にアジトを脱出。
そのまま、大空に飛び立った。
「よし、ベリクリーデ。今こそお前の真価を発揮する時だ」
ジュリスは、ベリクリーデに向かってそう言った。
「しんか?」
「いつものアレだ。派手に、どっかんとやれ。地上まで続く穴を開けるんだ」
え、嘘、ちょ。
「出来るよな?ベリクリーデ」
「うん、任せて。行くよー」
ジュリスに頼まれたベリクリーデは、えへん、と胸を張って杖を持った。
ちょっと待って。何だか分からないけど、凄く嫌な予感が。
「お前ら、伏せろ」
俺達に向かって、ジュリスが鋭くそう指示した。
え、伏せ、
「どっかーん!」
ベリクリーデの杖から、巨大な魔力の塊が爆発した。
ジュリスが伏せろ、と言うわけだ。
俺は急いでその場に伏せようとしたが、シルナがぽかーんとして立ち尽くしているのに気づいた。
シルナのヤツ、反射神経がおじいちゃんだから、咄嗟に伏せろと言われても身体が動かないんだ。
まったく情けない。
「シルナ!伏せろ馬鹿!」
「あ痛っ!」
俺はシルナの背中を蹴っ飛ばし、無理矢理伏せさせ。
俺も同じように、その場に這いつくばるようにして伏せた。
…ベリクリーデが巻き起こした、竜巻のような魔力の爆弾が。
『アメノミコト』アジトの天井に、巨大な風穴を開けた。
開いた穴の向こうに見えた青空に、「あぁ、今日は空が綺麗だなぁ」なんて、どうでも良い脳天気なことを考えた。
「みんな、捕まって!」
脱出口を確保したと見るや。
すかさず、マシュリが神竜バハムートの姿に『変化』した。
マシュリタクシー(復路)、再び爆誕である。
俺達はすかさず、そのマシュリの背中に飛び乗ったが。
「いたぁぁぁぁ!羽久が背中蹴ったぁぁぁ」
顔を思いっきり床にぶつけたシルナだけは、まだ悶えていた。
それを見たイレースが、ちっ、と舌打ち。
「いっそ置いて帰りますか、このパンダ」
「そ、それは駄目だよ。みんなで一緒に帰らなきゃ」
「任せて」
マシュリが、床で悶えるシルナをパクッ、と咥え。
「ふぁぁぁぁぁ!またぁぁぁぁ!?」
情けない悲鳴を上げるシルナを、口の中に咥えたまま。
俺達を背中に乗せたマシュリは、ベリクリーデが開けた風穴から、一気にアジトを脱出。
そのまま、大空に飛び立った。


