神殺しのクロノスタシス7〜前編〜

…俺とシルナが去った後で。




「…行っちゃったね」

「行っちゃったねー」

令月とすぐりが、俺達の去っていった方を見つめながら言った。

「何事もなければ良いんだけど…」

「何事かあったとしても、あの二人なら大丈夫だと思いますよ」

「うん。僕もそう思う」

心配性の天音に、ナジュとマシュリがそう言って励ました。

更に。

「帰ってくるのなら、いつになっても、どうなっていてもよろしい」

イレースは相変わらず、さっぱりとした考え方であった。

…俺もそのつもりだよ。

どんなことがあったって、俺達の帰ってくるべき場所は、ここしかないのだから。