――――――…俺達は互いにペアを決めて、後で合流することを約束し、別れた。
俺はいつも通り、ベリクリーデとペアを組んだ訳だが…。
「…さてと…」
ここでボーっとしてても仕方ない。
早速、隠し通路から潜入するとしよう。
「よし、行くぞベリクリーデ」
俺は、相方となったベリクリーデに声をかけた。
…しかし。
「…うーん…」
「?ベリクリーデ?」
何故動かない?
ベリクリーデはその場に固まって、何やら考え事をしていた。
…お前はそのちっちゃなオツムで、何を考えてるって言うんだ?
「おい、何ボーっとしてるんだよ」
「…ん〜…」
何か悩んでるようだが。
今は悩むときじゃなく、行動を起こすべき時だろ。
「ほら、行くぞベリクリーデ。ここから西に行ったところに、『アメノミコト』の隠し通路に繋がってる旧防空壕が、」
「よし、決めた」
「は?」
決めたって、何を?
「何だか大丈夫な気がするから、あっちから入ろう」
と言って、ベリクリーデが指指差したのは。
地図によると、『アメノミコト』のアジトの「正式な」入り口があるという、例の空き家。
はっ…!?
ベリクリーデはその空き家に向かって、とてて、と走っていった。
「ちょっ、まっ…!」
俺は慌てて、その後ろを追いかけた。
ちょっと待て。ちょっと待てって。
お前、一体何処から潜入しようとしてるんだ。
「あ、ここだねー」
空き家に勝手に侵入したベリクリーデは。
地下に通じる、硬いマンホールの蓋みたいな、取っ手のついた丸いコンクリートをひょいっ、と開けた。
驚いたことに、その「扉」の向こうには、広い空間が広がっていた。
本当に、ここが入り口なのか。
地図がなかったら、全然分からなかっただろうな。
「お邪魔しまーす」
「ちょっ…!ベリクリーデ、待てって!」
ベリクリーデの暴走が止まらない。
折角、隠し通路に通じるアジトの地図を手に入れたっていうのに。
…馬鹿正直に、真正面から入っていく馬鹿がいるかよ。
ここにいるんだなぁ。これが。
…って、言ってる場合か。
「ベリクリーデ!ちょっと落ち着け。勝手に入るんじゃない!」
「え?だから、お邪魔しますって」
お邪魔しますと言ったから、勝手に入って良い訳じゃないんだよ。
何とかベリクリーデを連れ戻し、改めて隠し通路から侵入しようと思ったが。
「よし、行こー」
「あぁっ…」
ベリクリーデは、勝手にどんどん進んでしまった。
どうしたら良いんだ。俺。
…そんなの決まってるだろ。
ベリクリーデを、一人にする訳にはいかない。
「畜生、もう、こうなったらヤケだ…!」
俺はベリクリーデを追って、マンホールの蓋みたいな入り口から、『アメノミコト』本部に侵入した。
俺はいつも通り、ベリクリーデとペアを組んだ訳だが…。
「…さてと…」
ここでボーっとしてても仕方ない。
早速、隠し通路から潜入するとしよう。
「よし、行くぞベリクリーデ」
俺は、相方となったベリクリーデに声をかけた。
…しかし。
「…うーん…」
「?ベリクリーデ?」
何故動かない?
ベリクリーデはその場に固まって、何やら考え事をしていた。
…お前はそのちっちゃなオツムで、何を考えてるって言うんだ?
「おい、何ボーっとしてるんだよ」
「…ん〜…」
何か悩んでるようだが。
今は悩むときじゃなく、行動を起こすべき時だろ。
「ほら、行くぞベリクリーデ。ここから西に行ったところに、『アメノミコト』の隠し通路に繋がってる旧防空壕が、」
「よし、決めた」
「は?」
決めたって、何を?
「何だか大丈夫な気がするから、あっちから入ろう」
と言って、ベリクリーデが指指差したのは。
地図によると、『アメノミコト』のアジトの「正式な」入り口があるという、例の空き家。
はっ…!?
ベリクリーデはその空き家に向かって、とてて、と走っていった。
「ちょっ、まっ…!」
俺は慌てて、その後ろを追いかけた。
ちょっと待て。ちょっと待てって。
お前、一体何処から潜入しようとしてるんだ。
「あ、ここだねー」
空き家に勝手に侵入したベリクリーデは。
地下に通じる、硬いマンホールの蓋みたいな、取っ手のついた丸いコンクリートをひょいっ、と開けた。
驚いたことに、その「扉」の向こうには、広い空間が広がっていた。
本当に、ここが入り口なのか。
地図がなかったら、全然分からなかっただろうな。
「お邪魔しまーす」
「ちょっ…!ベリクリーデ、待てって!」
ベリクリーデの暴走が止まらない。
折角、隠し通路に通じるアジトの地図を手に入れたっていうのに。
…馬鹿正直に、真正面から入っていく馬鹿がいるかよ。
ここにいるんだなぁ。これが。
…って、言ってる場合か。
「ベリクリーデ!ちょっと落ち着け。勝手に入るんじゃない!」
「え?だから、お邪魔しますって」
お邪魔しますと言ったから、勝手に入って良い訳じゃないんだよ。
何とかベリクリーデを連れ戻し、改めて隠し通路から侵入しようと思ったが。
「よし、行こー」
「あぁっ…」
ベリクリーデは、勝手にどんどん進んでしまった。
どうしたら良いんだ。俺。
…そんなの決まってるだろ。
ベリクリーデを、一人にする訳にはいかない。
「畜生、もう、こうなったらヤケだ…!」
俺はベリクリーデを追って、マンホールの蓋みたいな入り口から、『アメノミコト』本部に侵入した。


