振り向くと、そこに若い女性が立っていた。
パリッとしたスーツ姿の、髪をショートカットにした若い女性。
だ、誰だ?
「…あんたは…?」
ジュリスは目を細め、あからさまに警戒心を強めた。
この国に来てから、現地の人に話しかけられたのは初めてだ。
この人…ジャマ王国の人か?
この場所で、声をかけられるなんて…。もしかして…。
この人も…『アメノミコト』の。
…しかし。
「旅行客の方ですか?ここ一帯は危ないですよ。近寄らない方が良いです」
ショートカットの女性は、焦ったような表情でそう言った。
「え、いや…。旅行客、って訳じゃ…」
「こっちに来てください。安全な場所に案内しますから」
え、ちょ。
俺達は…『アメノミコト』に潜入する為に…。
「シルナ、どうする?」
「えぇっと…。どうしよう…?」
まさか現地の人に、声をかけられるとは思ってなくて。
どうしたら、と思ったら。
「この人大丈夫だよ」
唐突に、ベリクリーデが言った。
…え?
「大丈夫だよ」
こんな、怪しさ満点の知らない人に話しかけられたと言うのに。
ベリクリーデは何故か、確信を持ってそう言った。
「…そうか。ベリクリーデがそう言うなら、大丈夫だ」
「ジュリス?」
「信用してくれ。こいつがこう言う時は、本当に大丈夫だから」
「…」
俺は、シルナと顔を見合わせた。
「こいつは勘だけで生きてるような奴だが、その勘だけは確かなんだよ」
とのこと。
「えへん」
「褒めてる訳じゃないからな」
…コントかな?
ともあれ…ベリクリーデが「大丈夫」だと言い、ジュリスも太鼓判を押すのだから。
信用して大丈夫だろう。
…それに、何かあったとしても、俺達みんなが揃ってるなら必ず切り抜けられる。
「…分かった。案内してくれるか?」
「はい。どうぞ、こちらに」
俺達は、ジャマ王国人の女性についていった。
…案内されたのは、数百メートル先の寂れたホステルだった。
パリッとしたスーツ姿の、髪をショートカットにした若い女性。
だ、誰だ?
「…あんたは…?」
ジュリスは目を細め、あからさまに警戒心を強めた。
この国に来てから、現地の人に話しかけられたのは初めてだ。
この人…ジャマ王国の人か?
この場所で、声をかけられるなんて…。もしかして…。
この人も…『アメノミコト』の。
…しかし。
「旅行客の方ですか?ここ一帯は危ないですよ。近寄らない方が良いです」
ショートカットの女性は、焦ったような表情でそう言った。
「え、いや…。旅行客、って訳じゃ…」
「こっちに来てください。安全な場所に案内しますから」
え、ちょ。
俺達は…『アメノミコト』に潜入する為に…。
「シルナ、どうする?」
「えぇっと…。どうしよう…?」
まさか現地の人に、声をかけられるとは思ってなくて。
どうしたら、と思ったら。
「この人大丈夫だよ」
唐突に、ベリクリーデが言った。
…え?
「大丈夫だよ」
こんな、怪しさ満点の知らない人に話しかけられたと言うのに。
ベリクリーデは何故か、確信を持ってそう言った。
「…そうか。ベリクリーデがそう言うなら、大丈夫だ」
「ジュリス?」
「信用してくれ。こいつがこう言う時は、本当に大丈夫だから」
「…」
俺は、シルナと顔を見合わせた。
「こいつは勘だけで生きてるような奴だが、その勘だけは確かなんだよ」
とのこと。
「えへん」
「褒めてる訳じゃないからな」
…コントかな?
ともあれ…ベリクリーデが「大丈夫」だと言い、ジュリスも太鼓判を押すのだから。
信用して大丈夫だろう。
…それに、何かあったとしても、俺達みんなが揃ってるなら必ず切り抜けられる。
「…分かった。案内してくれるか?」
「はい。どうぞ、こちらに」
俺達は、ジャマ王国人の女性についていった。
…案内されたのは、数百メートル先の寂れたホステルだった。


