神殺しのクロノスタシス7〜前編〜

―――――…マシュリさんの背中に乗って、学院長達がジャマ王国に向かっているとも知らず。

僕は『アメノミコト』本部の一室にて、『玉響』さんに命じられた通りのことをしていた。

…つまり、読心魔法の伝授である。

しかし、僕が思っていた通り…それは簡単なことではなかった。

…と言うか、まったく進んでいなかった。




「…はぁ〜っ…」

どうしたら良いんですか。僕は一体。

カリスマ一流教師である僕が、これほど深刻に頭を抱えるなんて。

由々しき事態ですよ、これは。