俺も昨日、酷い筋肉痛に苦しんでた身だから。
今のシルナの気持ちが、分からなくはない。
分からなくはないが。
でも、所詮筋肉痛だからな。
病気で動けない訳じゃない。
そんな理由で大事な授業を休もうなど、イレースが許してくれるはずがない。
「そ、そんなぁ!だって私、身体が動かな…」
「そうですか。身体が動きませんか。それはお気の毒ですね」
「…えっ?」
イレースは、にこりと微笑んだ。
イレースが笑うのは珍しい。
…まぁ、地獄の獄吏のごとく、真っ黒な笑みなんだが。
「でしたら、要介護5ですね。今すぐ、特別養護老人ホームに入所するべきです」
「ひぇっ…」
「…選びなさい。授業に出るか、学院を出ていくか」
…絶望の選択肢。
だが、選択肢を提示してくれただけ、(イレースにしては)優しいと言わざるを得ない。
そしてその後、半泣きになりながら。
シルナが筋肉痛の身体を引きずって、昨日の俺以上のカクカクの動きで授業に出たのは、言うまでもない。
今のシルナの気持ちが、分からなくはない。
分からなくはないが。
でも、所詮筋肉痛だからな。
病気で動けない訳じゃない。
そんな理由で大事な授業を休もうなど、イレースが許してくれるはずがない。
「そ、そんなぁ!だって私、身体が動かな…」
「そうですか。身体が動きませんか。それはお気の毒ですね」
「…えっ?」
イレースは、にこりと微笑んだ。
イレースが笑うのは珍しい。
…まぁ、地獄の獄吏のごとく、真っ黒な笑みなんだが。
「でしたら、要介護5ですね。今すぐ、特別養護老人ホームに入所するべきです」
「ひぇっ…」
「…選びなさい。授業に出るか、学院を出ていくか」
…絶望の選択肢。
だが、選択肢を提示してくれただけ、(イレースにしては)優しいと言わざるを得ない。
そしてその後、半泣きになりながら。
シルナが筋肉痛の身体を引きずって、昨日の俺以上のカクカクの動きで授業に出たのは、言うまでもない。


