「普段からチョコレートの糖分をしっかり摂って、筋肉に栄養を蓄えてるから」
「…」
「それで元気いっぱいなんだよ。やっぱり、チョコは万能薬だね〜!」
…良いか、みんな。
これはシルナの自分勝手な持論だからな。本気にするなよ。
俺としては、「そんな訳ないだろ!」と言い返したいところだが。
実際、今のシルナは、明らかに俺よりも元気だ。
ぐぬぬ、と引き下がらざるを得ない。
何だろう。釈然としない。
あと、めちゃくちゃ悔しい。
「さぁ羽久。羽久もいっぱいチョコレートを食べて、筋肉を休めてあげてね」
「…畜生…」
こんな理不尽があって良いのかよ。酷いだろ。
…と、思っていたその時。
「学院長先生〜っ!学院長先生ーっ!居ますかー!」
どんどん、と学院長室の扉をノックする音が聞こえた。
…この声は。
「ツキナ…?」
「はい!おはようございます!」
昨日、一緒に畑で大根掘りをした、園芸部の部長ツキナ・クロストレイであった。
そのツキナが、学院長室にやって来た。
…何故か、山盛りのタッパーを両手に抱えて。
「…」
「それで元気いっぱいなんだよ。やっぱり、チョコは万能薬だね〜!」
…良いか、みんな。
これはシルナの自分勝手な持論だからな。本気にするなよ。
俺としては、「そんな訳ないだろ!」と言い返したいところだが。
実際、今のシルナは、明らかに俺よりも元気だ。
ぐぬぬ、と引き下がらざるを得ない。
何だろう。釈然としない。
あと、めちゃくちゃ悔しい。
「さぁ羽久。羽久もいっぱいチョコレートを食べて、筋肉を休めてあげてね」
「…畜生…」
こんな理不尽があって良いのかよ。酷いだろ。
…と、思っていたその時。
「学院長先生〜っ!学院長先生ーっ!居ますかー!」
どんどん、と学院長室の扉をノックする音が聞こえた。
…この声は。
「ツキナ…?」
「はい!おはようございます!」
昨日、一緒に畑で大根掘りをした、園芸部の部長ツキナ・クロストレイであった。
そのツキナが、学院長室にやって来た。
…何故か、山盛りのタッパーを両手に抱えて。


