いきなり。突然。空から舞い降りてきた。
だ…誰?
まさか、敵…!?
かと、思ったが。
「はぁ、はぁ…。死ぬかと思った…」
「えっ…じゅ、ジュリスさん…!?」
その青年が、片腕にジュリスさんを抱えていた。
何故かジュリスさん、凄くぐったりしている。
そして、もう片方の手には。
「やっほー」
ひらひら、と手を振るベリクリーデさん。
ど…。
何がどうなってるの?
頭の中がパニック状態。
この人、敵?それとも味方なの?
このシチュエーションで僕の前に突然現れるんだから、普通に考えたら敵だ。
きっとこの青年もきっと、キルディリア魔王国軍の魔導師なんだろう。
でも、この人、ジュリスさんとベリクリーデさんを抱えている。
どういうこと?ジュリスさんとベリクリーデさんは、今、キルディリア魔王国に行ってるって。羽久さんが言ってた。
キルディリア魔王国に囚われていた羽久さんと学院長先生を、ジュリスさん達が逃がしてくれたって。
その二人が今ここにいるってことは、じゃあ、二人も捕まって…連れてこられたってこと?
でも、捕まってるにしては、ジュリスさんはくたびれてるみたいだけど…。…ベリクリーデさんは、何故か楽しそうだし。
捕まってる訳じゃないの…?
あ、駄目だ。考え過ぎて頭がぐるぐるしてきた。
「な…ナジュ君」
困り果てた僕は、隣にいたナジュ君に助けを求めた。
「どういうことなのか…。解説してくれないかな…」
「え、僕ですか?…それは別に良いんですけど、この人心が見えないんですよね」
えっ?
「僕の読心魔法が通じない…ってことは、どうやら人間じゃないみたいですね」
「…!?」
「その通りだ。貴様、目敏いな」
と、その青年がこちらを振り向いて言った。
「に、人間じゃない…?ってことは、この人も魔物…?」
マシュリさんみたいな?
魔物には読心魔法が通じないって、ナジュ君が言ってたから…。
しかし。
「俺は魔物ではない」
「…え…。じゃあ…」
「俺の正体など、どうでも良いことだ」
その人は、僕とナジュ君から目を逸らした。
「それよりも、今はこの場を切り抜ける」
そう言って。
彼は、ジュリスさんとベリクリーデさんを地面に降ろし。
代わりに、神々しい銀色の蛇腹剣を召喚した。
い、一体何処から?
「クロッティ、頑張れ〜」
ベリクリーデさんが応援していた。
く、クロッティ?
「…退いてもらうぞ。人間」
背中に、大きな翼を広げて。
銀色の蛇腹剣が、キルディリア魔王国軍の真ん中に炸裂した。
だ…誰?
まさか、敵…!?
かと、思ったが。
「はぁ、はぁ…。死ぬかと思った…」
「えっ…じゅ、ジュリスさん…!?」
その青年が、片腕にジュリスさんを抱えていた。
何故かジュリスさん、凄くぐったりしている。
そして、もう片方の手には。
「やっほー」
ひらひら、と手を振るベリクリーデさん。
ど…。
何がどうなってるの?
頭の中がパニック状態。
この人、敵?それとも味方なの?
このシチュエーションで僕の前に突然現れるんだから、普通に考えたら敵だ。
きっとこの青年もきっと、キルディリア魔王国軍の魔導師なんだろう。
でも、この人、ジュリスさんとベリクリーデさんを抱えている。
どういうこと?ジュリスさんとベリクリーデさんは、今、キルディリア魔王国に行ってるって。羽久さんが言ってた。
キルディリア魔王国に囚われていた羽久さんと学院長先生を、ジュリスさん達が逃がしてくれたって。
その二人が今ここにいるってことは、じゃあ、二人も捕まって…連れてこられたってこと?
でも、捕まってるにしては、ジュリスさんはくたびれてるみたいだけど…。…ベリクリーデさんは、何故か楽しそうだし。
捕まってる訳じゃないの…?
あ、駄目だ。考え過ぎて頭がぐるぐるしてきた。
「な…ナジュ君」
困り果てた僕は、隣にいたナジュ君に助けを求めた。
「どういうことなのか…。解説してくれないかな…」
「え、僕ですか?…それは別に良いんですけど、この人心が見えないんですよね」
えっ?
「僕の読心魔法が通じない…ってことは、どうやら人間じゃないみたいですね」
「…!?」
「その通りだ。貴様、目敏いな」
と、その青年がこちらを振り向いて言った。
「に、人間じゃない…?ってことは、この人も魔物…?」
マシュリさんみたいな?
魔物には読心魔法が通じないって、ナジュ君が言ってたから…。
しかし。
「俺は魔物ではない」
「…え…。じゃあ…」
「俺の正体など、どうでも良いことだ」
その人は、僕とナジュ君から目を逸らした。
「それよりも、今はこの場を切り抜ける」
そう言って。
彼は、ジュリスさんとベリクリーデさんを地面に降ろし。
代わりに、神々しい銀色の蛇腹剣を召喚した。
い、一体何処から?
「クロッティ、頑張れ〜」
ベリクリーデさんが応援していた。
く、クロッティ?
「…退いてもらうぞ。人間」
背中に、大きな翼を広げて。
銀色の蛇腹剣が、キルディリア魔王国軍の真ん中に炸裂した。


