神殺しのクロノスタシス7〜前編〜

でも、そんな私でも、出来ることはある。

「さっき、俺のことを起こしてくれただろう?」

「ふぇ?うん」

「あの力を、今度は手だけではなく、身体全体にかけてくれ」

「それで強くなれるの?」

「あぁ」

ふーむ、なるほど。

それじゃ、やってみようか。

上手く出来るか分からないけど…。

「…えいっ」

…どうかな?

クロティルダの全身が、先程の白い光に包まれた。

「出来てる?」

「あぁ。完璧だ」

おぉー。凄い凄い。

私もあながち、ぶきっちょじゃなかったよ、ジュリス。

「これなら…。ケルディーサを止められる」

クロティルダは、銀色の剣を手にした。

銀色の蛇腹剣を。

「共に行こう、我が姫」

「うん…!」

待っててね、ジュリス。

今行くから。