「私の邪魔をするなら、誰であっても容赦しないわ」
そうか。
どうやら…交渉の余地はなさそうだ。
こうなったら…。
俺は『魔剣ティルフィング』を構えた。
そして、ベリクリーデに言った。
「ベリクリーデ、俺が時間を稼ぐ」
「えっ」
「だからお前は、あの寝坊助クロティルダを起こしてこい」
出来れば、俺がぶん殴って起こしてやりたいところだが。
今は勘弁してやるよ。緊急時だからな。
「…うん、分かった」
「急いでくれよ。出来るだけ」
「任せて」
よし。任せる。
ベリクリーデは、クロティルダの眠る祭壇に向かって走り出した。
「行かせないわよ、生贄の小娘…!」
「お前の相手は俺だ」
ケルディーサが放った蛇腹剣の一撃を、俺は『魔剣ティルフィング』で受け止めた。
…なんて重い一撃。
「…人間。あなた、私に勝てるとでも思ってるの?」
「さぁな。別に勝つつもりはねぇよ」
ベリクリーデがクロティルダを起こすまで、時間を稼げればそれで良い。
相手は天使だ。
まともにやり合って、勝てるはずがないし。
だから、最初から全力だ。
「…ティルフィング、全力で行くぞ」
俺は『魔剣ティルフィング』に、ありったけの魔力を注ぎ込んだ。
「…良いわ、人間。身の程と言うものを分からせてあげる」
「人間様の底力、舐めるなよ…!」
人間は、追い詰められれば追い詰められるほど、強い力が出せるんだってことを教えてやる。
そうか。
どうやら…交渉の余地はなさそうだ。
こうなったら…。
俺は『魔剣ティルフィング』を構えた。
そして、ベリクリーデに言った。
「ベリクリーデ、俺が時間を稼ぐ」
「えっ」
「だからお前は、あの寝坊助クロティルダを起こしてこい」
出来れば、俺がぶん殴って起こしてやりたいところだが。
今は勘弁してやるよ。緊急時だからな。
「…うん、分かった」
「急いでくれよ。出来るだけ」
「任せて」
よし。任せる。
ベリクリーデは、クロティルダの眠る祭壇に向かって走り出した。
「行かせないわよ、生贄の小娘…!」
「お前の相手は俺だ」
ケルディーサが放った蛇腹剣の一撃を、俺は『魔剣ティルフィング』で受け止めた。
…なんて重い一撃。
「…人間。あなた、私に勝てるとでも思ってるの?」
「さぁな。別に勝つつもりはねぇよ」
ベリクリーデがクロティルダを起こすまで、時間を稼げればそれで良い。
相手は天使だ。
まともにやり合って、勝てるはずがないし。
だから、最初から全力だ。
「…ティルフィング、全力で行くぞ」
俺は『魔剣ティルフィング』に、ありったけの魔力を注ぎ込んだ。
「…良いわ、人間。身の程と言うものを分からせてあげる」
「人間様の底力、舐めるなよ…!」
人間は、追い詰められれば追い詰められるほど、強い力が出せるんだってことを教えてやる。


