「…」
俺は、無言でベリクリーデの指差す方向…上…を見上げた。
今日は良い天気だなぁ。
雲一つない青空だ。
今日は空が綺麗だよ、って。ベリクリーデはきっと、それを言いたかったんだな。うん。
そうに違いない。
…で、話を戻すとして。
「ベリクリーデ。クロティルダは何処だ?」
「あっち」
と言って、相変わらず上を指差すベリクリーデ。
…ふーん…。
「…って、何で空…!?何処だよ!?」
何もないぞ、空。
「まさか宇宙、とか言わないよな?雲の上か?それともまた…冥界とか?そういうことなのか?」
「んー…?…分かんない」
ベリクリーデに理論的な説明を求めた俺が馬鹿だった。
「でも、あっちなの」
「…ふーん…」
…そうか。
それはアレか…。もしかして、天使達の住む場所…天界、とかなのか。
だとしたら、さすがに俺達には辿り着けない。
どうすべきなのか…。
「よーし、行ってみよう」
「は?」
「えいっ」
「えっ…!?」
ベリクリーデは、ひょいっ、と飛び上がった。
そのまま、空に向かって飛翔した。
まるで風船みたいに。
地上でそれを見上げていた俺、唖然。
あれは…浮遊魔法、か。
ベリクリーデ、あんな魔法が使えたのか?
「ジュリス、早く早くー」
ベリクリーデが上空から、俺をちょいちょい、と手招きした。
ちょ、まっ…。
俺は杖を取り出して、ベリクリーデと同じく浮遊魔法を使用した。
俺も使えて良かった。
そんなに簡単な魔法じゃないはずなんだが…。ベリクリーデの奴、いつの間に取得を…。
「…お前、浮遊魔法なんて使えたんだな」
「へ?ふゆー?」
「…」
まさか、分かってない?
無意識なのか。無自覚なのか?考えずに飛んでるのか。
なんて奴だよ。
あぁ、もう考えるのはよそう。
「それでベリクリーデ…。クロティルダは何処だ?」
「…うーん…。…この辺かな」
ベリクリーデは、飛翔するのをやめ。
地上から20m位離れた何もない地点で、その場に静止した。
…。…何もないんだけど?
俺は、無言でベリクリーデの指差す方向…上…を見上げた。
今日は良い天気だなぁ。
雲一つない青空だ。
今日は空が綺麗だよ、って。ベリクリーデはきっと、それを言いたかったんだな。うん。
そうに違いない。
…で、話を戻すとして。
「ベリクリーデ。クロティルダは何処だ?」
「あっち」
と言って、相変わらず上を指差すベリクリーデ。
…ふーん…。
「…って、何で空…!?何処だよ!?」
何もないぞ、空。
「まさか宇宙、とか言わないよな?雲の上か?それともまた…冥界とか?そういうことなのか?」
「んー…?…分かんない」
ベリクリーデに理論的な説明を求めた俺が馬鹿だった。
「でも、あっちなの」
「…ふーん…」
…そうか。
それはアレか…。もしかして、天使達の住む場所…天界、とかなのか。
だとしたら、さすがに俺達には辿り着けない。
どうすべきなのか…。
「よーし、行ってみよう」
「は?」
「えいっ」
「えっ…!?」
ベリクリーデは、ひょいっ、と飛び上がった。
そのまま、空に向かって飛翔した。
まるで風船みたいに。
地上でそれを見上げていた俺、唖然。
あれは…浮遊魔法、か。
ベリクリーデ、あんな魔法が使えたのか?
「ジュリス、早く早くー」
ベリクリーデが上空から、俺をちょいちょい、と手招きした。
ちょ、まっ…。
俺は杖を取り出して、ベリクリーデと同じく浮遊魔法を使用した。
俺も使えて良かった。
そんなに簡単な魔法じゃないはずなんだが…。ベリクリーデの奴、いつの間に取得を…。
「…お前、浮遊魔法なんて使えたんだな」
「へ?ふゆー?」
「…」
まさか、分かってない?
無意識なのか。無自覚なのか?考えずに飛んでるのか。
なんて奴だよ。
あぁ、もう考えるのはよそう。
「それでベリクリーデ…。クロティルダは何処だ?」
「…うーん…。…この辺かな」
ベリクリーデは、飛翔するのをやめ。
地上から20m位離れた何もない地点で、その場に静止した。
…。…何もないんだけど?


