毒の効果は上々。
あっという間に、敵魔導師は白目を剥いて、そのまま気絶してしまった。
「おーい。寝ちゃったー?おーい」
『八千歳』が、糸でほっぺたをツンツンしてるけど。
起きないね。
小柄な女性だし、毒の効きが良かったみたいだ。
「これ、このまま放っといて良いかな?」
「そーだねー。じゃあこうして…っと」
『八千歳』は太い糸を出して、失神した敵の身体をぐるぐると、簀巻きにした。
春巻きみたい。
「これでよーし」
この有り様だと、仮に目覚めても、糸に縛られてうごうご藻掻くだけで。
とてもじゃないけど、僕達に反撃したりは出来ないだろう。
…え?残酷?
まさか。殺さなかったんだから優しいでしょ。
殺すことは出来た。そんなことは簡単だ。
クナイで、喉を貫けば良かった。
麻痺毒じゃなくて、もっと強い…致死毒を塗ることも出来た。
だけど、僕はしなかった。
この人は、僕達のことを「薄汚い暗殺者」だと罵ったけど。
今の僕達は、もう暗殺者じゃないから。
イーニシュフェルト魔導学院の…学院長シルナ・エインリーのもとで学ぶ、生徒だから。
僕も『八千歳』も、自らの培った努力と才能を以て…それを証明したまでのことだ。
あっという間に、敵魔導師は白目を剥いて、そのまま気絶してしまった。
「おーい。寝ちゃったー?おーい」
『八千歳』が、糸でほっぺたをツンツンしてるけど。
起きないね。
小柄な女性だし、毒の効きが良かったみたいだ。
「これ、このまま放っといて良いかな?」
「そーだねー。じゃあこうして…っと」
『八千歳』は太い糸を出して、失神した敵の身体をぐるぐると、簀巻きにした。
春巻きみたい。
「これでよーし」
この有り様だと、仮に目覚めても、糸に縛られてうごうご藻掻くだけで。
とてもじゃないけど、僕達に反撃したりは出来ないだろう。
…え?残酷?
まさか。殺さなかったんだから優しいでしょ。
殺すことは出来た。そんなことは簡単だ。
クナイで、喉を貫けば良かった。
麻痺毒じゃなくて、もっと強い…致死毒を塗ることも出来た。
だけど、僕はしなかった。
この人は、僕達のことを「薄汚い暗殺者」だと罵ったけど。
今の僕達は、もう暗殺者じゃないから。
イーニシュフェルト魔導学院の…学院長シルナ・エインリーのもとで学ぶ、生徒だから。
僕も『八千歳』も、自らの培った努力と才能を以て…それを証明したまでのことだ。


