神殺しのクロノスタシス7〜前編〜

「何言ってんの?誇りがあろうがなかろうが、人殺しは人殺しだよ」

その通りだよ、『八千歳』。

「一緒にするなと言っているでしょう!私はキルディリア魔王国の魔導師。お前達とは違う!」

「あ、そう。はいはい。じゃあそーゆーことにしておいてあげるよ」

「…っ!!」

ブチギレだね。

「良いでしょう…。子供だから、命乞いすれば許してやろうと思っていたけど…」

別に命乞いなんて、最初からするつもりないから。

「もう許さないわ。命乞いしても許してやらない」

「許さなくて良いよ」

命乞いなんて、聞くつもりもないし、僕もするつもりはない。

遠慮なく、殺すつもりでかかってくれば良い。

…僕らも、そうするつもりだから。

「キルディリア上級魔導師の力…思い知らせてやるわ!」

「そう」

恐れる必要はない。

キルディリアの上級魔導師だろうと、そこらの酔っぱらいホームレスでも。

皮を剥がせば、誰でも同じ肉が出てくる。同じ血が出てくる。

つまりは同じ人間なんだってこと、僕らは知ってるから。