「あなた達」
イレースちゃんが、くるりとこちらを振り向いた。
俺とルイーシュ、そして無闇の三人に。
「この忌々しい壁を破壊して、パンダ学院長を守ってください。ここは私達で切り抜けます」
「…!でも…」
「あれを奪われたら、こちらの負けなんです。問答をしている時間が惜しい。早く行きなさい」
「…」
…あんたは潔い女だよ、イレースちゃん。
それじゃ、ご期待に応えて。
「分かった。行くぞルイーシュ、無闇」
「了解した」
「何だか、地味に重大な役目を任された気がしますね…」
地味じゃなくて、実際重大な役目なんだよ。
今日はサボるなよ、ルイーシュ。
「それから、あなたも彼らと一緒に行きなさい」
イレースちゃんは更に、マシュリにもそう声をかけた。
「僕も…?だけど…」
「こちらには不死身男がいるので、最悪何とかなります」
不死身男って、ナジュのことか。
「うわー。イレースさん、僕を使い潰す気満々じゃないですか」
「当たり前です。こんな時くらい役に立ちなさい」
まるで、いつもは役に立ってないみたいな辛辣な台詞である。
まぁ、それも信頼の証ってことで。
物は言いようだな。
「その猫、一匹連れていけば便利でしょう。いざとなったら、あなたが壁を破壊しなさい」
「分かった」
猫の手も借りたいってか。
ケルベロスだけどな。今。
「よし、そんじゃ行くぞ」
俺とルイーシュ、無闇、そしてケルベロスマシュリの4人は。
くるりと踵を返し、校舎の裏側目指して走り出した。
まずは、この敵部隊から距離を取る。
それから、何とかして壁を破壊する方法を探す。
しかし、事はそう簡単には運ばない。
「逃がすな!捕らえろ!」
キルディリア魔王国軍の本隊が、俺達を逃がすまいと追ってきた。
そこに、イレースちゃん達が立ちはだかった。
すげぇ。かっこいい。そして頼もしい。
じゃ、俺も不甲斐ないところを見せる訳にはいかんな。
一応、ここ母校だし。
託されたからには、努力して果たすとしよう。
イレースちゃんが、くるりとこちらを振り向いた。
俺とルイーシュ、そして無闇の三人に。
「この忌々しい壁を破壊して、パンダ学院長を守ってください。ここは私達で切り抜けます」
「…!でも…」
「あれを奪われたら、こちらの負けなんです。問答をしている時間が惜しい。早く行きなさい」
「…」
…あんたは潔い女だよ、イレースちゃん。
それじゃ、ご期待に応えて。
「分かった。行くぞルイーシュ、無闇」
「了解した」
「何だか、地味に重大な役目を任された気がしますね…」
地味じゃなくて、実際重大な役目なんだよ。
今日はサボるなよ、ルイーシュ。
「それから、あなたも彼らと一緒に行きなさい」
イレースちゃんは更に、マシュリにもそう声をかけた。
「僕も…?だけど…」
「こちらには不死身男がいるので、最悪何とかなります」
不死身男って、ナジュのことか。
「うわー。イレースさん、僕を使い潰す気満々じゃないですか」
「当たり前です。こんな時くらい役に立ちなさい」
まるで、いつもは役に立ってないみたいな辛辣な台詞である。
まぁ、それも信頼の証ってことで。
物は言いようだな。
「その猫、一匹連れていけば便利でしょう。いざとなったら、あなたが壁を破壊しなさい」
「分かった」
猫の手も借りたいってか。
ケルベロスだけどな。今。
「よし、そんじゃ行くぞ」
俺とルイーシュ、無闇、そしてケルベロスマシュリの4人は。
くるりと踵を返し、校舎の裏側目指して走り出した。
まずは、この敵部隊から距離を取る。
それから、何とかして壁を破壊する方法を探す。
しかし、事はそう簡単には運ばない。
「逃がすな!捕らえろ!」
キルディリア魔王国軍の本隊が、俺達を逃がすまいと追ってきた。
そこに、イレースちゃん達が立ちはだかった。
すげぇ。かっこいい。そして頼もしい。
じゃ、俺も不甲斐ないところを見せる訳にはいかんな。
一応、ここ母校だし。
託されたからには、努力して果たすとしよう。


