なんて言えば良いんだろうな。この状況。
こいつがどれほどアホなこと言ってるか、理解出来るだろうか。
銀行強盗が包丁を手に押し入ってきて、「私はお金が欲しいだけなんです。抵抗するつもりはありません。お金さえくれれば帰ります。」
…って、言ってるようなもんだぞ。
渡す訳ねーだろ。頭イカれてんのかお前。
「ふざけんな、バカちん。手ぶらで帰れ」
おっと、しまった。つい本音が。
「キュレムさん、相手は一応キルディリア国軍の兵士なんですよ。もっと言葉遣いってものに配慮しないと」
「お、おぉ…そうだな、ルイーシュ。お前の言う通り…」
「そこはちゃんと、『おふざけでございますか?尻尾を巻いてお帰りください』って言わないと」
「…意味変わんなくね?」
良いじゃん。だって本当に言ってることバカちんなんだもん。
バカちんにバカちんって言って、何が悪いんだ。
「ウチのパンダを寄越せとは、厚かましいにも程があります。さっさと帰りなさい」
ほら。イレースちゃんもこう言ってる。
学院長、パンダ呼ばわりだけど。
「…ねー、やっぱりトラップ発動して良い?」
「いつでも出来るよ」
あまりに厚かましい欲求に、元暗殺者組もこの反応。
そうだな…。…良いんじゃね?いっそやっちゃっても。
話し合いをする気があるんだか、ないんだか。
「…どうしても、聖賢者様をお渡しいただけませんか?」
「当たり前だろ」
「…分かりました。…それでは、仕方ありませんね」
「…!」
さっきまで穏やかだった女性兵士の態度が、一変した。
こいつ、まさか。
「っ、マズい!」
いち早く、心を読んだナジュがそう叫んだが。
その時には、もう遅かった。
「lalw」
その女性兵士が杖を掲げ、魔法を発動した瞬間。
後ろに控えていた第二陣の魔導師兵達も、同じように杖を掲げていた。
集められた膨大な魔力が、学院の校舎のみをぐるりと取り囲むように。
信じられないほど高く、分厚く、大きな魔力の壁を作り出した。
こいつがどれほどアホなこと言ってるか、理解出来るだろうか。
銀行強盗が包丁を手に押し入ってきて、「私はお金が欲しいだけなんです。抵抗するつもりはありません。お金さえくれれば帰ります。」
…って、言ってるようなもんだぞ。
渡す訳ねーだろ。頭イカれてんのかお前。
「ふざけんな、バカちん。手ぶらで帰れ」
おっと、しまった。つい本音が。
「キュレムさん、相手は一応キルディリア国軍の兵士なんですよ。もっと言葉遣いってものに配慮しないと」
「お、おぉ…そうだな、ルイーシュ。お前の言う通り…」
「そこはちゃんと、『おふざけでございますか?尻尾を巻いてお帰りください』って言わないと」
「…意味変わんなくね?」
良いじゃん。だって本当に言ってることバカちんなんだもん。
バカちんにバカちんって言って、何が悪いんだ。
「ウチのパンダを寄越せとは、厚かましいにも程があります。さっさと帰りなさい」
ほら。イレースちゃんもこう言ってる。
学院長、パンダ呼ばわりだけど。
「…ねー、やっぱりトラップ発動して良い?」
「いつでも出来るよ」
あまりに厚かましい欲求に、元暗殺者組もこの反応。
そうだな…。…良いんじゃね?いっそやっちゃっても。
話し合いをする気があるんだか、ないんだか。
「…どうしても、聖賢者様をお渡しいただけませんか?」
「当たり前だろ」
「…分かりました。…それでは、仕方ありませんね」
「…!」
さっきまで穏やかだった女性兵士の態度が、一変した。
こいつ、まさか。
「っ、マズい!」
いち早く、心を読んだナジュがそう叫んだが。
その時には、もう遅かった。
「lalw」
その女性兵士が杖を掲げ、魔法を発動した瞬間。
後ろに控えていた第二陣の魔導師兵達も、同じように杖を掲げていた。
集められた膨大な魔力が、学院の校舎のみをぐるりと取り囲むように。
信じられないほど高く、分厚く、大きな魔力の壁を作り出した。


