落とし穴にハマる間抜け共を、一網打尽にしてやろう。
俺達は職員室から出て、「お客さん」を迎える為に、罠の張り巡らされたグラウンドに出た。
「気をつけてね、足元。まだ落とし穴あるから」
「マジかよ。あぶねぇ」
俺までホイホイされちゃうじゃん。こえぇ。
距離を取って。距離を取って戦おう。
そして遠距離戦なら、俺の得意分野である。
そう意気込んだ俺は、今度こそ魔銃を召喚しようとしたのだが。
「よし、魔銃そうて、」
「あなたは下がっていなさい」
「え」
イレースちゃんがスッ、と俺の前に出た。
「ここは我々の学院です。可能な限りは、自分達の手で守ります」
「え?いや、でも…。女の子を前に出して戦わせる訳には、」
「…何か文句でも?」
ギロッ。
ひぇっ。
「どうぞ…。お構いなく…」
お言葉に甘えて。ここはお任せしますんで。はい。
どうぞどうぞ。
「この不埒者共。尻尾巻いて帰りなさい」
イレースちゃんは、バチバチと雷を纏う杖を取り出した。
うわぁ…。あれはえげつない…。
「いやぁ、これでも手加減してる方ですよ」
俺の心を読んだらしいナジュが、ボソッ、と俺にそう言った。
「マジ?手加減?アレで?」
「はい。学院長にキレて『お仕置き』する時は、軽くあの三倍は…」
「…何か言いましたか?」
殺意のこもった眼光で、くるり、と振り向くイレースちゃん。
ひぇっ。
「おい、やめとけ。命が惜しいなら」
「僕は命、惜しくないですけど」
「俺は惜しいんだよ。巻き添え食らうのは御免だ」
「そうですか」
死因∶感電死なんて、冗談じゃない。
しかも、味方の魔法で。
「後悔の時間です」
と言って。
イレースちゃんは、凄まじい威力の雷魔法を、キルディリア部隊のど真ん中に叩き込んだ。
大事を揺るがすほどの轟音と共に、キルディリア兵の気の毒な悲鳴が響き渡った。
あーあ…。可哀想に…。
攻めてきたのは向こうだから、自業自得だけど…。
そして、その次に。
「はいはい、進入禁止だからねー」
「うわぁぁぁぁ!」
元暗殺者組のすぐりが、糸魔法を使って、迫りくるキルディリア兵を一人一人、
糸で両足を絡め取って、ミノムシみたいに逆さに吊った。
残酷。
…そして。
「帰っていってね」
「ギャァァァ!」
その、哀れなミノムシ状態のキルディリア兵を。
同じく元暗殺者組の令月が、力魔法を使って、学院の敷地外に、ポーイッと投げていた。
扱いが、もう…。…ポイ捨てされた空き缶か何かかな?
俺達は職員室から出て、「お客さん」を迎える為に、罠の張り巡らされたグラウンドに出た。
「気をつけてね、足元。まだ落とし穴あるから」
「マジかよ。あぶねぇ」
俺までホイホイされちゃうじゃん。こえぇ。
距離を取って。距離を取って戦おう。
そして遠距離戦なら、俺の得意分野である。
そう意気込んだ俺は、今度こそ魔銃を召喚しようとしたのだが。
「よし、魔銃そうて、」
「あなたは下がっていなさい」
「え」
イレースちゃんがスッ、と俺の前に出た。
「ここは我々の学院です。可能な限りは、自分達の手で守ります」
「え?いや、でも…。女の子を前に出して戦わせる訳には、」
「…何か文句でも?」
ギロッ。
ひぇっ。
「どうぞ…。お構いなく…」
お言葉に甘えて。ここはお任せしますんで。はい。
どうぞどうぞ。
「この不埒者共。尻尾巻いて帰りなさい」
イレースちゃんは、バチバチと雷を纏う杖を取り出した。
うわぁ…。あれはえげつない…。
「いやぁ、これでも手加減してる方ですよ」
俺の心を読んだらしいナジュが、ボソッ、と俺にそう言った。
「マジ?手加減?アレで?」
「はい。学院長にキレて『お仕置き』する時は、軽くあの三倍は…」
「…何か言いましたか?」
殺意のこもった眼光で、くるり、と振り向くイレースちゃん。
ひぇっ。
「おい、やめとけ。命が惜しいなら」
「僕は命、惜しくないですけど」
「俺は惜しいんだよ。巻き添え食らうのは御免だ」
「そうですか」
死因∶感電死なんて、冗談じゃない。
しかも、味方の魔法で。
「後悔の時間です」
と言って。
イレースちゃんは、凄まじい威力の雷魔法を、キルディリア部隊のど真ん中に叩き込んだ。
大事を揺るがすほどの轟音と共に、キルディリア兵の気の毒な悲鳴が響き渡った。
あーあ…。可哀想に…。
攻めてきたのは向こうだから、自業自得だけど…。
そして、その次に。
「はいはい、進入禁止だからねー」
「うわぁぁぁぁ!」
元暗殺者組のすぐりが、糸魔法を使って、迫りくるキルディリア兵を一人一人、
糸で両足を絡め取って、ミノムシみたいに逆さに吊った。
残酷。
…そして。
「帰っていってね」
「ギャァァァ!」
その、哀れなミノムシ状態のキルディリア兵を。
同じく元暗殺者組の令月が、力魔法を使って、学院の敷地外に、ポーイッと投げていた。
扱いが、もう…。…ポイ捨てされた空き缶か何かかな?


