ーーーーー「その時」は、突然やって来た。
シルナはその時、冷凍庫から秘蔵のアイスクリームを取り出していた。
「羽久…見て。今こそ、この封印を解く時だよ」
「…」
「じゃーん!半年前、イレースちゃんに内緒で注文して、冷凍便で届けてもらった…高級チョコアイス!」
…だ、そうだ。
「ずっと、『今日食べるか?今日のおやつにするか…!?…いや、焦るな。まだその時じゃない…』と思い続けて、ずっと温存してたんだ…。…アイスクリームだから、冷存って言うべきかもしれないけど」
別に面白くないぞ。
「そして今日私は、ついにその封印を解く!」
「…こんな時に?」
「こんな時だからこそ。差し迫った状況だからこそ、思いっきり美味しいものを食べる!」
「…ふーん…」
まぁ、言わんとすることが分からなくはないけど。
だからって、いつ戦争が始まるか分からない、いつ攻め込まれるか分からない状況で。
よくもまぁ、アイスクリームなんて食べようと思えるもんだよ。
呑気な奴だな。
「…!羽久が私に失礼なことを考えてる気がする…!」
「そうだな」
「でも、アイスクリームが美味しそうだから良いや!」
「…あ、そう」
良かったな。
シルナは満面笑みで、半年間封印されていたチョコアイスの蓋を開けた。
「おぉぉ…!美味しそう!羽久、見てこれ!こんなに美味しそうだよ、ほら!」
ハイテンション。
「はいはい…。…良かったな」
「この艶やかな色…。そして、立ち昇る濃厚なチョコの匂い…!すぅ〜…。…はぁ〜…」
チョコアイスに鼻を近づけて、深呼吸を繰り返すシルナ。
…狂人である。
「羽久も一緒に食べようね!」
「いや、俺は別に…」
「まずはお皿に取り分けて〜」
聞いてないし。
シルナは、アイスクリームディッシャー(アイスを掬うアレ)を手に、
小さな取り皿に、丸いチョコアイスを二つ、乗せた。
更にシルナは、追いチョコレートと言わんばかりに。
「よし、トッピングしよう!」
チョコアイスの上に、チョコスプレーと、チョコソースをたっぷり。
更にチョコチップたっぷりのチョコクッキーを、贅沢に3枚も添え。
シルナ特製、チョコにチョコ盛りアイスクリームの出来上がり。
「よし、完璧!凄く美味しそう!」
…やっぱり狂人だな。
イレースが見たら、間違いなく舌打ちしていたことだろう。
シルナはその時、冷凍庫から秘蔵のアイスクリームを取り出していた。
「羽久…見て。今こそ、この封印を解く時だよ」
「…」
「じゃーん!半年前、イレースちゃんに内緒で注文して、冷凍便で届けてもらった…高級チョコアイス!」
…だ、そうだ。
「ずっと、『今日食べるか?今日のおやつにするか…!?…いや、焦るな。まだその時じゃない…』と思い続けて、ずっと温存してたんだ…。…アイスクリームだから、冷存って言うべきかもしれないけど」
別に面白くないぞ。
「そして今日私は、ついにその封印を解く!」
「…こんな時に?」
「こんな時だからこそ。差し迫った状況だからこそ、思いっきり美味しいものを食べる!」
「…ふーん…」
まぁ、言わんとすることが分からなくはないけど。
だからって、いつ戦争が始まるか分からない、いつ攻め込まれるか分からない状況で。
よくもまぁ、アイスクリームなんて食べようと思えるもんだよ。
呑気な奴だな。
「…!羽久が私に失礼なことを考えてる気がする…!」
「そうだな」
「でも、アイスクリームが美味しそうだから良いや!」
「…あ、そう」
良かったな。
シルナは満面笑みで、半年間封印されていたチョコアイスの蓋を開けた。
「おぉぉ…!美味しそう!羽久、見てこれ!こんなに美味しそうだよ、ほら!」
ハイテンション。
「はいはい…。…良かったな」
「この艶やかな色…。そして、立ち昇る濃厚なチョコの匂い…!すぅ〜…。…はぁ〜…」
チョコアイスに鼻を近づけて、深呼吸を繰り返すシルナ。
…狂人である。
「羽久も一緒に食べようね!」
「いや、俺は別に…」
「まずはお皿に取り分けて〜」
聞いてないし。
シルナは、アイスクリームディッシャー(アイスを掬うアレ)を手に、
小さな取り皿に、丸いチョコアイスを二つ、乗せた。
更にシルナは、追いチョコレートと言わんばかりに。
「よし、トッピングしよう!」
チョコアイスの上に、チョコスプレーと、チョコソースをたっぷり。
更にチョコチップたっぷりのチョコクッキーを、贅沢に3枚も添え。
シルナ特製、チョコにチョコ盛りアイスクリームの出来上がり。
「よし、完璧!凄く美味しそう!」
…やっぱり狂人だな。
イレースが見たら、間違いなく舌打ちしていたことだろう。


