神殺しのクロノスタシス7〜前編〜

シュニィから、作戦を聞いたフユリ様は。

シルナを見放すような真似はしたくないと、かなり渋っていたらしい。

しかし、そこをシュニィが頑張って説得してくれた。

そして最後には、国民達を守る為にはそうするしかない、と。

その代わり、絶対に無事でいて欲しい、いざとなったら自分も介入する。

ということを約束した上で、作戦を許可してくれた。

そして、すぐに周辺住民達の避難を開始してくれた。

どうも、ありがとうございます。

これで、国民達を巻き込まずに済む。

あとは…痺れを切らしたキルディリア魔王国軍が、攻めてくるのを待つだけだ。

俺達は、敵が自分達のもとにやって来るのを、刻一刻と待ち続けていた。










…その頃、シルナはと言うと。

「せっせ…。せっせ…」

「…」

一心不乱に…。…チョコ菓子の詰め合わせを作っていた。

…こいつは、戦争を遠足か何かと勘違いしているのだろうか。