「…シルナ、シュニィ。お前達もそれで良いか?」
「…イーニシュフェルト魔導学院を戦場にするのは、私の本意ではないよ」
シルナがそう答えた。
…うん。分かってる。
誰だって、自分の家の中を戦場にしたくはねぇよ。
「だけど、無関係のルーデュニア国民を傷つけることは、もっと嫌だから。…それしか方法がないなら、私も覚悟を決めるよ」
「あぁ」
シルナは、何とか納得してくれた。
あとは…。
「…分かりました。学院長先生が覚悟を決められたのなら、私も覚悟します」
シュニィは静かにそう言った。
「私からフユリ様に掛け合います。聖魔騎士団も、出来る限りのサポートをします…。ですが…皆さん、誰も死なないでください。絶対に」
「あぁ…。…俺もそのつもりだよ」
死んでたまるか。誰一人。
必ず守ってみせる。シルナも、学院も仲間達も。みんな。
「さて、そうと決まれば、学院の罠を強化しないと」
「敵が来るなら、容赦する必要はないよねー。思いっきりやろーっと」
令月とすぐりが、ガラッと窓を開け、そこから飛び降りていった。
おい。容赦はしてやれよ。可哀想に。
「いつ敵が上陸しても困らないように、近所の猫達にも避難を呼びかけてくるよ」
次に、マシュリが猫の姿に『変化』して、窓から出ていった。
おぉ。猫ちゃん達も巻き込みたくないからな。逃げておいてくれ。
…あとは。
「…シルナ。俺達も、準備をしておこう」
「そうだね。…何が起きても大丈夫なように」
…こうして。
ここに、イーニシュフェルト魔導学院籠城戦が幕を開けたのである。
「…イーニシュフェルト魔導学院を戦場にするのは、私の本意ではないよ」
シルナがそう答えた。
…うん。分かってる。
誰だって、自分の家の中を戦場にしたくはねぇよ。
「だけど、無関係のルーデュニア国民を傷つけることは、もっと嫌だから。…それしか方法がないなら、私も覚悟を決めるよ」
「あぁ」
シルナは、何とか納得してくれた。
あとは…。
「…分かりました。学院長先生が覚悟を決められたのなら、私も覚悟します」
シュニィは静かにそう言った。
「私からフユリ様に掛け合います。聖魔騎士団も、出来る限りのサポートをします…。ですが…皆さん、誰も死なないでください。絶対に」
「あぁ…。…俺もそのつもりだよ」
死んでたまるか。誰一人。
必ず守ってみせる。シルナも、学院も仲間達も。みんな。
「さて、そうと決まれば、学院の罠を強化しないと」
「敵が来るなら、容赦する必要はないよねー。思いっきりやろーっと」
令月とすぐりが、ガラッと窓を開け、そこから飛び降りていった。
おい。容赦はしてやれよ。可哀想に。
「いつ敵が上陸しても困らないように、近所の猫達にも避難を呼びかけてくるよ」
次に、マシュリが猫の姿に『変化』して、窓から出ていった。
おぉ。猫ちゃん達も巻き込みたくないからな。逃げておいてくれ。
…あとは。
「…シルナ。俺達も、準備をしておこう」
「そうだね。…何が起きても大丈夫なように」
…こうして。
ここに、イーニシュフェルト魔導学院籠城戦が幕を開けたのである。


