もしかして、僕とナジュ君が怪しいから?
「大の大人が砂場で遊んでる→不審者に違いない→逃げなきゃ!」みたいな?
もしそうだったら、非常に申し訳ない。
けれど…。
「…」
振り返ったナジュ君は、手を止めて愕然としていた。
あのお母さんの心の中を読んだのだ。
人の心を読み慣れているナジュ君が、こんなに驚くなんて。
「…ナジュ君…?どうしたの、大丈夫?」
「…」
「な…ナジュ君…」
沈黙が怖いよ。ナジュ君。
どうしよう。今、あのお母さんに対して読心魔法使ってるんだよね?
口出ししない方が良いのかな。って、余計なこと考えてる僕の思考も、ナジュ君にとっては煩わし、
「…天音さん」
「な、何っ?」
「すぐに帰りましょう、イーニシュフェルト魔導学院に」
「…」
ナジュ君の、この表情。間違いない。
やっぱり、何か大変なことが起きたんだ。
「ナジュ君…。どうしたの?一体何があったの?」
「さっき、あの女性の心の中を覗いて、分かったんですが…。…キルディリア魔王国が、ルーデュニア聖王国に最後通牒を突きつけてきたそうです」
最後通牒。
それはつまり、キルディリア魔王国とルーデュニア聖王国との会戦が、瀬戸際まで迫っているということだった。
「大の大人が砂場で遊んでる→不審者に違いない→逃げなきゃ!」みたいな?
もしそうだったら、非常に申し訳ない。
けれど…。
「…」
振り返ったナジュ君は、手を止めて愕然としていた。
あのお母さんの心の中を読んだのだ。
人の心を読み慣れているナジュ君が、こんなに驚くなんて。
「…ナジュ君…?どうしたの、大丈夫?」
「…」
「な…ナジュ君…」
沈黙が怖いよ。ナジュ君。
どうしよう。今、あのお母さんに対して読心魔法使ってるんだよね?
口出ししない方が良いのかな。って、余計なこと考えてる僕の思考も、ナジュ君にとっては煩わし、
「…天音さん」
「な、何っ?」
「すぐに帰りましょう、イーニシュフェルト魔導学院に」
「…」
ナジュ君の、この表情。間違いない。
やっぱり、何か大変なことが起きたんだ。
「ナジュ君…。どうしたの?一体何があったの?」
「さっき、あの女性の心の中を覗いて、分かったんですが…。…キルディリア魔王国が、ルーデュニア聖王国に最後通牒を突きつけてきたそうです」
最後通牒。
それはつまり、キルディリア魔王国とルーデュニア聖王国との会戦が、瀬戸際まで迫っているということだった。


