翌日。
俺とシルナは、久し振りにイーニシュフェルト魔導学院の職員室に向かった。
そこには、懐かしい顔ぶれが揃っていた。
昨夜は会えなかった、天音とナジュとマシュリまで。
「おっ…。マシュリ、それに天音とナジュも…。…久し振り」
また会えて嬉しいよ。
果たしてこの三人は、俺達を見てどんな反応をするか。
…と、思ったが。
「あぁ、お帰りなさい。昨夜のうちに帰ってきたんですってね」
ナジュは、少しも驚くことなく平然とした口振り。
…多分、イレースの心を読んで、今朝は既に俺たちが帰ってきていることを知っていたのだろう。
まぁ、お前はそういうヤツだよ。
基本的に、ナジュが驚いてるところって滅多に見られないからな。
だが、マシュリと天音なら…。
…と思ったが。
「昨夜、猫の集会から帰ってきたら、二人の匂いがしたから。帰ってきたんだなって思ってたよ」
…あ、そう。
そういえばマシュリは、めちゃくちゃ鼻が良いんだった…。
俺達の姿を見る前に、体臭を嗅ぎつけて、帰ってきたことを察知してたらしい。
さすが…。
それじゃ、天音は。
「…」
天音は俺達の姿を見るなり、目を真ん丸にして。
それから。
「えっ…ぼ、僕だけ知らなかった…?」
「…ですね」
「ナジュ君、教えてくれれば良かったのに…!」
「いやぁ。それじゃ面白くないかなと思って…」
何も面白いことなんて、ねーっての。
「が…学院長先生、それに羽久さんも…帰ってこられたんだね…!」
おっ…。
「良かった、本当に良かった…!」
そう、これ。これだよ。
俺達が望んでた反応。これだよ。
ありがとう天音。お前は期待を裏切らない男だ。
「本当に心配してたんだよ…。なかなか戻ってこないから」
「ごめんな…。俺もすぐに帰りたかったんだが…。…色々、大変なことがあったんだ」
「そっか…。でも、帰ってきてくれて本当に良かった。また会えて嬉しいよ」
俺もだ。
天音…。お前は本当に良い奴だな。
冷血な他の皆さんにも見習って欲しい。
「冷血と言われましても…。どうせあなた達なら、いずれ帰ってくると思ってましたし」
心を読むなって、ナジュ。
「二人共、大変だったよね。今日はゆっすり休んだ方がい、」
「ちょっと待ちなさい」
天音がいつもの優しさを発揮して、休むように言ってくれようとしたが。
それを、イレースが鋭く遮った。
俺とシルナは、久し振りにイーニシュフェルト魔導学院の職員室に向かった。
そこには、懐かしい顔ぶれが揃っていた。
昨夜は会えなかった、天音とナジュとマシュリまで。
「おっ…。マシュリ、それに天音とナジュも…。…久し振り」
また会えて嬉しいよ。
果たしてこの三人は、俺達を見てどんな反応をするか。
…と、思ったが。
「あぁ、お帰りなさい。昨夜のうちに帰ってきたんですってね」
ナジュは、少しも驚くことなく平然とした口振り。
…多分、イレースの心を読んで、今朝は既に俺たちが帰ってきていることを知っていたのだろう。
まぁ、お前はそういうヤツだよ。
基本的に、ナジュが驚いてるところって滅多に見られないからな。
だが、マシュリと天音なら…。
…と思ったが。
「昨夜、猫の集会から帰ってきたら、二人の匂いがしたから。帰ってきたんだなって思ってたよ」
…あ、そう。
そういえばマシュリは、めちゃくちゃ鼻が良いんだった…。
俺達の姿を見る前に、体臭を嗅ぎつけて、帰ってきたことを察知してたらしい。
さすが…。
それじゃ、天音は。
「…」
天音は俺達の姿を見るなり、目を真ん丸にして。
それから。
「えっ…ぼ、僕だけ知らなかった…?」
「…ですね」
「ナジュ君、教えてくれれば良かったのに…!」
「いやぁ。それじゃ面白くないかなと思って…」
何も面白いことなんて、ねーっての。
「が…学院長先生、それに羽久さんも…帰ってこられたんだね…!」
おっ…。
「良かった、本当に良かった…!」
そう、これ。これだよ。
俺達が望んでた反応。これだよ。
ありがとう天音。お前は期待を裏切らない男だ。
「本当に心配してたんだよ…。なかなか戻ってこないから」
「ごめんな…。俺もすぐに帰りたかったんだが…。…色々、大変なことがあったんだ」
「そっか…。でも、帰ってきてくれて本当に良かった。また会えて嬉しいよ」
俺もだ。
天音…。お前は本当に良い奴だな。
冷血な他の皆さんにも見習って欲しい。
「冷血と言われましても…。どうせあなた達なら、いずれ帰ってくると思ってましたし」
心を読むなって、ナジュ。
「二人共、大変だったよね。今日はゆっすり休んだ方がい、」
「ちょっと待ちなさい」
天音がいつもの優しさを発揮して、休むように言ってくれようとしたが。
それを、イレースが鋭く遮った。


