「どうぞ。こちらでお待ち下さい」
「あ、どうも…」
職員に案内されて、俺が連れてこられたのは。
待ち合い室と言うより、立派な客室みたいな部屋だった。
すげぇ。立派なテーブルとソファがあるし、エアコンも効いてて快適。
しかも。
「お飲み物はいかがですか?」
マジ?飲み物のサービスまであるの?
そうだな…。じゃあ、お言葉に甘えて…。
「じゃあ…紅茶、もらっても良いか」
「かしこまりました。お好みの茶葉はございますか?」
茶葉まで選べんの?
良いよ。安いブレンドのティーバッグで。
「そうだな…。じゃあ、アールグレイで…」
「かしこまりました。すぐにお持ちします」
にっこり。
しばらくすると、同じ職員が空のティーカップと、紅茶のティーポットを持ってきた。
面食らっている俺の前で、ティーポットから丁寧に紅茶を注いでくれた。
…マジ?そんな目の前で淹れてくれんの?
しかも。この高級感溢れる、芳醇な香り。
俺もこれまで、色々なところで色々な紅茶を飲んできたけど。
これ、相当良い茶葉だぞ。
めっちゃ美味しい。
これ、本当に無料サービスなんだよな…?
「よろしければ、こちらもどうぞ」
なんて言って、洒落た小皿に盛ったクッキーまでくれた。
…マジで?
「えっと…。…これ、有料サービスとかですか?」
「まさか。すべて無料で提供させていただいております」
「…」
本当かよ。
至れり尽くせりで、何だか逆に居心地が悪い。
…ベリクリーデ、大丈夫かな。
ずずず、と紅茶を啜りながら。
俺は、別室で待っているであろうベリクリーデのことを考えていた。
…すると。
「…うん?」
待ち合い室に、俺以外の客がいることに、その時やっと気づいた。
あ…。先客、いたんだ…。
俺の反対側に座ってたから、気づかなかった。
その先客は、女性だった。
俺やベリクリーデと同じく、旅行者なのだろうか?
彼女は深々とソファに腰掛け、足を組み。
片手で文庫本を開きながら、もう片方の手で優雅にワイングラスを傾けていた。
ここ、アルコールドリンクまでサービスしてくれるのか。
ってか、普通にこの待ち合い室、女性も普通に入れんじゃん。
じゃあ、何でベリクリーデは別室に連れて行かれたんだ…?
「あ、どうも…」
職員に案内されて、俺が連れてこられたのは。
待ち合い室と言うより、立派な客室みたいな部屋だった。
すげぇ。立派なテーブルとソファがあるし、エアコンも効いてて快適。
しかも。
「お飲み物はいかがですか?」
マジ?飲み物のサービスまであるの?
そうだな…。じゃあ、お言葉に甘えて…。
「じゃあ…紅茶、もらっても良いか」
「かしこまりました。お好みの茶葉はございますか?」
茶葉まで選べんの?
良いよ。安いブレンドのティーバッグで。
「そうだな…。じゃあ、アールグレイで…」
「かしこまりました。すぐにお持ちします」
にっこり。
しばらくすると、同じ職員が空のティーカップと、紅茶のティーポットを持ってきた。
面食らっている俺の前で、ティーポットから丁寧に紅茶を注いでくれた。
…マジ?そんな目の前で淹れてくれんの?
しかも。この高級感溢れる、芳醇な香り。
俺もこれまで、色々なところで色々な紅茶を飲んできたけど。
これ、相当良い茶葉だぞ。
めっちゃ美味しい。
これ、本当に無料サービスなんだよな…?
「よろしければ、こちらもどうぞ」
なんて言って、洒落た小皿に盛ったクッキーまでくれた。
…マジで?
「えっと…。…これ、有料サービスとかですか?」
「まさか。すべて無料で提供させていただいております」
「…」
本当かよ。
至れり尽くせりで、何だか逆に居心地が悪い。
…ベリクリーデ、大丈夫かな。
ずずず、と紅茶を啜りながら。
俺は、別室で待っているであろうベリクリーデのことを考えていた。
…すると。
「…うん?」
待ち合い室に、俺以外の客がいることに、その時やっと気づいた。
あ…。先客、いたんだ…。
俺の反対側に座ってたから、気づかなかった。
その先客は、女性だった。
俺やベリクリーデと同じく、旅行者なのだろうか?
彼女は深々とソファに腰掛け、足を組み。
片手で文庫本を開きながら、もう片方の手で優雅にワイングラスを傾けていた。
ここ、アルコールドリンクまでサービスしてくれるのか。
ってか、普通にこの待ち合い室、女性も普通に入れんじゃん。
じゃあ、何でベリクリーデは別室に連れて行かれたんだ…?


