ベリクリーデはびっくりして、じっと俺のことを見つめていた。
「…ジュリス、一緒に来てくれるの?」
「あぁ」
「…でも、さっき駄目だって」
まぁ、さっきはそう言ったけど。
クロティルダを探すっていう…そういう使命があるんなら、話が別だ。
「何だよ。俺が来ると邪魔か?」
ベリクリーデは、頭が取れそうなくらいぶんぶんと、首を横に振った。
そりゃ良かった。
「ジュリスが来てくれると、嬉しい」
「そうか」
「でも…。…良いの?」
「良いよ」
確かに、今キルディリア魔王国に行くのは危険だ。それは百も承知だ。
でも、だからこそ、だ。
危険だからこそ、俺が一緒についていくのだ。
「お前を一人、危険な目には遭わせないよ。俺も一緒に行く」
「…ジュリス…」
「そしたら、少しは安全だろ」
…大体、こいつを一人で海外なんか行かせたら。
何処で何してるか心配で、俺は気が気じゃないだろうよ。
だったら、最初から危険を共にした方がマシだ。
「…ジュリス、ありがとう!」
「うわっ」
感極まったベリクリーデが、ぎゅっ、と俺に抱きついてきた。
ちょ、馬鹿。埃っぽいぞお前。
「ジュリスが一緒だったら、とっても心強いよ」
「そ、そうか…」
「ありがと〜…」
「…大袈裟なヤツ…」
頭をぐりぐり押し付けてくるベリクリーデ。
その頭のてっぺんにくっついていた埃の塊を、俺は指で取ってやった。
せめて、埃を落としてから抱きつけっての。
俺まで埃まみれじゃん。
まぁ、でも、ようやくベッドの下から出てきてくれたから、良いけど…。
…すると。その時。
ベリクリーデが俺にくっついて抱きついていた、最悪のタイミングで。
「ジュリスさん、失礼します。来週の会議の、あっ…」
「あっ!?し…シュニィ!?」
何でこう、これ以上にないってくらいパッドタイミングで。
俺は、慌ててベリクリーデを離そうとしたが。
シュニィは、何を勘違いしたのか。
「あっ、すっ…。お取り込み中のところ、申し訳ありませんでした…!」
顔を真っ赤にして、慌てて出ていこうとした。
ちょ、違う。それは誤解なんだって。
「待ってくれシュニィ。誤解だ!」
シュニィに叫んだが、今度はベリクリーデがびっくりして。
「えっ、誤解?誤解なの?ジュリス、一緒にいってくれるっていっ、」
「ちがっ…!頼むから、これ以上誤解を招くことは言わないでくれ!」
「来てくれるって〜!」
「分かったから!」
さすがの俺も、これにはちょっと涙目だった。
「…ジュリス、一緒に来てくれるの?」
「あぁ」
「…でも、さっき駄目だって」
まぁ、さっきはそう言ったけど。
クロティルダを探すっていう…そういう使命があるんなら、話が別だ。
「何だよ。俺が来ると邪魔か?」
ベリクリーデは、頭が取れそうなくらいぶんぶんと、首を横に振った。
そりゃ良かった。
「ジュリスが来てくれると、嬉しい」
「そうか」
「でも…。…良いの?」
「良いよ」
確かに、今キルディリア魔王国に行くのは危険だ。それは百も承知だ。
でも、だからこそ、だ。
危険だからこそ、俺が一緒についていくのだ。
「お前を一人、危険な目には遭わせないよ。俺も一緒に行く」
「…ジュリス…」
「そしたら、少しは安全だろ」
…大体、こいつを一人で海外なんか行かせたら。
何処で何してるか心配で、俺は気が気じゃないだろうよ。
だったら、最初から危険を共にした方がマシだ。
「…ジュリス、ありがとう!」
「うわっ」
感極まったベリクリーデが、ぎゅっ、と俺に抱きついてきた。
ちょ、馬鹿。埃っぽいぞお前。
「ジュリスが一緒だったら、とっても心強いよ」
「そ、そうか…」
「ありがと〜…」
「…大袈裟なヤツ…」
頭をぐりぐり押し付けてくるベリクリーデ。
その頭のてっぺんにくっついていた埃の塊を、俺は指で取ってやった。
せめて、埃を落としてから抱きつけっての。
俺まで埃まみれじゃん。
まぁ、でも、ようやくベッドの下から出てきてくれたから、良いけど…。
…すると。その時。
ベリクリーデが俺にくっついて抱きついていた、最悪のタイミングで。
「ジュリスさん、失礼します。来週の会議の、あっ…」
「あっ!?し…シュニィ!?」
何でこう、これ以上にないってくらいパッドタイミングで。
俺は、慌ててベリクリーデを離そうとしたが。
シュニィは、何を勘違いしたのか。
「あっ、すっ…。お取り込み中のところ、申し訳ありませんでした…!」
顔を真っ赤にして、慌てて出ていこうとした。
ちょ、違う。それは誤解なんだって。
「待ってくれシュニィ。誤解だ!」
シュニィに叫んだが、今度はベリクリーデがびっくりして。
「えっ、誤解?誤解なの?ジュリス、一緒にいってくれるっていっ、」
「ちがっ…!頼むから、これ以上誤解を招くことは言わないでくれ!」
「来てくれるって〜!」
「分かったから!」
さすがの俺も、これにはちょっと涙目だった。


