モデルなんてできません

家に帰った私の頭の中はぐしゃぐしゃだった
‘頭の中を整理しなきゃ‘
私は自分の頭の中を一つ一つ整理する事にした

京介くんと出会ってから何もなかった平凡な日常が目まぐるしく変わったなと実感する
この一年半近くの間に本当にいろんな事があった
まるでジェットコースターみたいな毎日だったなと思い出すと笑えてしまった
まるで自分に自信がなかった私が、自信を持てたのも、また小説を書く気になったのも、全部京介くんのおかげだなと思う

家の中に飾ってある様々な写真に目を向ける
その中に私の写真があった
‘京介くんに写る私ってこんな感じなんだ‘
いつも恥ずかしくてまじまじと見たこともなかった自分の写真を見ていると、幸せだったなーと実感した

‘私はどうしたいんだろう?‘
京介くんと一緒にアメリカに行きたいのか? 
京介くんの幸せを願いたいのか?

私の気持ちは、もう本当は決まっている気がした

私は京介くんと別れる決意をした