モデルなんてできません

知沙さんが帰った後呆然とする私
まるで嵐の後の静けさのようだ

「なんかパワフルな人だね、知沙さん」
私は素直な感想を言ってみた

「うん。知沙は昔からあんな感じだから。俺と付き合ってた時も全然休みがない人だった。付き合ってた時も昔からいる仲のいい友達みたいな感じだったから、別れた今でも何のわだかまりもなく付き合えるんだ」
京介くんは何も気にしてなさそうな清々しい顔でそう言った

‘そっか。嵐みたいな人だけど、いい人だね知沙さん‘と返す私
でも何だろう?
この胸の中のモヤモヤは、、
京介くんと知沙さんが仲良さそうにしているの見てるの嫌だった
第一急に元カノ連れてこないでよ
ご飯だったら言ってくれたらもっとちゃんと準備したのに
いつもいつも何で急なの?
私だったら何でも許されるわけじゃないんだから

顔に出ていたのか私が1人プリプリしていると、、

「何か怒ってる?」
と私の顔を覗き込む京介くん

「別に怒ってないよ」
私は明らかに怒ってる口調で言ってしまった

‘やっぱり怒ってるよね?‘
としつこく聞いてくる京介くん

‘怒ってないってば‘
私は今までで一番強い口調で言ってしまった

‘なんか怒ってるなら言えばいいじゃん‘
京介くんの口調も強くなる

「知沙さん連れてくるなら言っておいて欲しかったよ。いつも思うけど京介くんは勝手だよ。何でも急だし、強引だし、自分のことばっかりじゃん。私だったら何でも許されるわけじゃなのに、、京介くん私のこと何も考えてない」
‘それなら言うけど‘と言って私はつい勢い余って今まで思っていた不満を言ってしまった 

‘あっごめん‘
と私が言う間もなく
‘そっかごめん‘と黙ってしまう京介くん
‘ちょっと頭冷やしてくるわ‘と行って家を出て行ってしまった

どうしよう?
私が追いかけようと思った時には時すでに遅し、京介くんの姿は見えなくなってしまった