モデルなんてできません

もっとわがままに感情を表にか、、
護さんには私が無理してるように見えてたんだな
私は無理してばっかりじゃなかったよ
護さんといてちゃんと幸せだったよ
私は今日護さんに会えてよかったなと思った

‘人の事ばっかり考えず、自分の気持ちに正直になってみようかな‘

私は京介くんと話す決意をした


............


京介くんの仕事も落ち着き、私達はやっと会える事になった
京介くんは本当に多忙で2人の時間は中々合わない
‘行きたいところがあるから‘と言って用事もあるようだった
結局会えず、今日は会うのが2週間ぶりだった
‘ただいま‘と言って京介くんが帰ってくる
相変わらずバテバテのようだ
‘おかえり‘私は笑顔で出迎えた

‘あのさ、、一緒に暮らす話だけど、宜しくお願いします。私でよければ‘
私は勇気を持って言ってみた

「ほんとに?」

‘うん。でも一つ、、お父さんとはなるべく連絡取るって約束して欲しい、、たった1人のお父さんだから、京介くんには後悔してほしくないから‘
私はお父さんと連絡をとって欲しいという思いを伝えた

京介くんは‘その事ならもう大丈夫だよ。もう解決したから‘と得意げに言った

‘えっ!でもお父さんあんなに反対してたのに?‘
私は京介くんの言葉にびっくりして反応する

「和歌さんが説得してくれたんだ。あとあの後もう一回父親と会ったから」
‘えっ!お父さんに会ったの?‘
‘そう。それでOKもらったから大丈夫‘

‘和歌さんもお父さんに言ってくれたんだ‘
私は和歌さんに感謝したい気持ちになった

‘そうなんだ、、じゃあ何も気にすることないのかな?‘
‘そう、何も気にしないでいいの‘
そう言うと京介くんは私をギューっと抱きしめた

こんな幸せなことはない
私は幸せすぎて信じられない気持ちでいっぱいになった


それから程なくして、私達の同棲生活は始まった